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ホームシアターを楽しむために必要なのが、プロジェクターとスクリーンです。
スクリーンを利用することでどこでも綺麗な映像を楽しむことができます。
スクリーンの種類は設置方法などで大きく分けて4つあるので、視聴環境や用途に応じて最適なスクリーンを選びましょう。
スクリーンのタイプ
ローリングタイプ
参考画像:Amazon
壁に固定して使うタイプのスクリーンです。
柔らかい素材でできており、クルクルと巻いて持ち運んだり収納したりできるため、ローリングタイプと呼ばれています。
壁にかけると言う特徴からタペストリータイプと呼ばれることもあるようです。
壁への固定方法は釘やマジックテープ、縄などを用いて固定します。
多くの商品はリングも付いているのでフックに引っ掛けたり、縄で天井などから吊るすことも可能です。
また丸めて保管したり、持ち運ぶことも容易なため、自宅で利用するだけでなく野外での使用など様々なシーンでの利用が行えます。
価格も他のタイプのスクリーンと比較すると低価格帯のものが多く、とりあえずでスクリーンを試してみたいという方にオススメです。
フレームタイプ
フレームタイプもローリングタイプと同様に壁にかけて使用するタイプのスクリーンです。
見た目はポスターや写真のフレームをイメージしてもらえるとわかりやすいかと思います。
ローリングタイプよりしっかりとした作りになっているため、スタイリッシュな見た目を楽しむことができます。
作りがしっかりしている分、価格が多少上がりますがシアタールームなどでスクリーンを常設する場合はこのタイプのスクリーンを選ばれる方も多いようです。
自立式タイプ
参考画像:Amazon
壁掛けタイプが壁に固定したり、縄で固定したり何かで固定する必要がありましたが、それが不要なのが自立式タイプです。
その名の通りスクリーンが自立するため、壁から離れた位置などでも簡単にスクリーンを設置することが可能です。
自立式タイプは常に出しておくというよりも使用時にスクリーンをセットして使用するという使い方をする方が多いようです。
組み立て自体は簡単に行えるようになっているため、週に一回利用する程度であればそれほど手間もかからないかと思います。
また自立式タイプのスクリーンはその中でも2つの種類に別れています。
上の画像のようにバーからスクリーンがニョキッと出るものと、三脚でスクリーンを支えるものです。
バータイプの方が手軽ですが、スクリーンサイズが大きくて50インチ程度のものが多く、それ以上のサイズのスクリーンを探す場合は三脚タイプの方が主流になるようです。
(バータイプでも100インチなどはありますが、お値段がそこそこ上がるイメージです。。)
価格帯は壁掛けタイプよりは多少高くはなりますが、設置の自由度は上がります。
電動タイプ
参考画像:Amazon
壁や天井に固定して利用するスクリーンでスクリーンの開閉が電動で行えます。
そのため、普段はスクリーンをしまっておいて、プロジェクターを利用するときだけボタン一つでスクリーンを登場させることができます。
使い勝手としては一番良いですが、その分他のスクリーンと比較すると価格が上がります。
スクリーンの選び方
ここまではスクリーンのタイプを説明してきましたが、「じゃあ実際どれ買えば良いの」と言う選び方について解説しておきます。
使用頻度や設置場所、予算に合わせて
まずは条件を決めて対象を絞り込んでいきましょう。予算が限られているなら予算内で合うものを、逆に予算は余裕があるなら利用頻度や設置場所などで選ぶと良いです。
価格で言うと、タイプ毎に価格帯が別れており、電動タイプが最も高く、次いで自立式、一番安いのが壁掛けタイプになります。
- 電動タイプ:20,000円〜
- フレームタイプ:10,000円〜
- 自立式タイプ:5,000円〜
- ローリングタイプ:2,000円〜
また、代表的なスクリーンとして上記の3タイプをあげましたが、壁掛けタイプをDIYして手動で巻きとれるように改造して使っている人や無印良品のロールスクリーンをプロジェクターのスクリーン代わりにして映像を楽しんでいる方もいるようです。
なのでそういった使い方も考慮してあなたに合うスクリーンを選んでみてください。
アスペクト比は16:9がオススメ
アスペクト比と言うのはスクリーンの縦横の比率をさします。
映画だとだいたいが16:9となっており、昔の映画やビジネス用途だと4:3のアスペクト比が多くなっています。
16:9が少し横長で4:3が正方形に近い形になります。
スクリーン自体のサイズは視聴環境にもよるけどだいたい80〜100インチぐらいが人気みたいですね。
我が家では80インチで楽しんでます!
おすすめのスクリーン
上記の選び方などを踏まえた上でおすすめのスクリーンを紹介していきます。
ここで紹介するスクリーンはいずれも16:9のアスペクト比のものを紹介しています。
ローリングタイプ
NIERBO ローリング式スクリーン
同価格帯のスクリーンと比べても比較的写りが良いと言う意見が多いです。
また重さも1.5kg程度と軽いので、持ち運んで利用するのも手軽にできるのが魅力の一つです。
フレームタイプ
NIERBO フレームスクリーン
重さが6.5kgと少し重ためになりますが、壁に常設して使用するのであればこちらのタイプが見栄えが良いです。
フレーム幅も45mmと映像を引き締めるのにちょうど良い幅となっておりスクリーンサイズに合わせて投影すればそれだけで映画館のような雰囲気が味わえます。
自立式タイプ
UNIC 自立式床置き型 スクリーン
自立式でオススメはこちらのスクリーンです。自立式にはスタンド型のものと床置き型のものがあるのですが、こちらは後者の床置き型です。
床置き型のメリットとしては設置が簡単と言う点です。
しかし床置き型はバランスが難しくあまり大きいスクリーンサイズがありません。
ここで紹介しているのも50インチのものになります。
自立式でスクリーンサイズを大きくしたい場合はスタンド型がオススメになります。
Vamvo 自立式スタンド型 スクリーン
スタンド型だと真ん中に三脚があるタイプなどもよくありますが、こちらのスクリーンは左右に三脚がついており、より安定したスクリーンになります。
組み立てが簡単で収納もコンパクトに収まるため、家や野外でたまにプロジェクターを使う場合などにオススメです。
電動タイプ
LIVE SCREEN 電動格納スクリーン
ホームシアター用スクリーンの最高峰が電動タイプのスクリーンになります。ホームシアター自体、贅沢な趣味ですがそこでさらに電動格納のスクリーンを使うことで特別感が3割増し!
電動タイプのスクリーンはボタン一つでスクリーンを出したりしまったりすることが可能なスクリーンになります。
最初に設置だけしておけば普段は気にすることなく、ホームシアターを楽しむときだけポチッとボタンを押すとスクリーンがおりてきます。
リモコンもついているため、ソファーに座ったまま操作が可能です。
リビングやシアタールームに設置したいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ホームシアターの楽しみ方に合わせて最適なスクリーンを探してみてください。