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6月からこの半年間ずっと資格の勉強をしてたおかげで11月末の時点で7つも資格を取得することができました。
今まで休日はだらだら過ごしていたのですが、時間がもったいないと感じて資格の勉強を始めたのがきっかけですが、おかげでいろんな資格を取得できました。
また、どの資格を受けるかで様々な資格を調べたため資格自体にも詳しくなれました。
・空いた隙間時間で取れる資格を知りたい人
・簡単な資格やオススメの勉強方法を知りたい人
半年で取得した資格は趣味系の資格ばかりですが、取得した資格の一覧、それぞれの資格を難易度、おすすめ度、使用したテキスト、勉強期間など紹介していきます。
半年間で取得した低難易度の7つの資格
- アロマテラピー検定 2級
- 色彩検定 3級
- FP技能検定(日本FP協会) 3級
- チョコレート検定
- 秘書検定 2級
- 簿記検定 3級
- ビジネス実務マナー検定 2級
空いた時間を活用したいなーぐらいの気持ちで始めた資格取得なのであまり難しいと挫折してしまうと考え、時間とお金をかけずに取れる資格を取ろうと考えこのラインナップになっています。
取得する資格を決める際には以下の条件で絞り込みました。
- 資格の維持に年会費がかからないもの
- 取得費用が1万円以下のもの
- 勉強する期間が1月前後で済むもの
興味のある分野で他の資格も考えたりしてはいたのですが、上記の条件に合わずに取らなかった資格もあります。
資格は年収アップや就業率にも繋がる
僕自身が資格の勉強を始めたきっかけは単純な時間の活用でしたが、現在は国を上げて学び直しが推奨されています。
内閣府が発行している【「白書」:今、Society 5.0 の経済へ】によると、自己啓発で何かを学習している人は年収や就業率が増加しているという結果もでています。

趣味の資格が直接年収などに繋がるとは考えにくいですが、勉強を習慣付けるという意味ではまずは簡単な資格から取得するのがオススメです。
ただ勉強するだけでなく、検定を受けて合格すれば認定証ももらえるという明確なゴールも定まっていたり、試験日が決まっていたりする点でモチベーションのコントロールもしやすいです。
検定料は高額なものもありますが、大体の資格はそんなに高く無い(4,000~6,000円ぐらい)なので、そこまでの負担にもなりません。
一度仕入れた知識は今後生活をする上で役に立ったり、話しのネタにもなったりするため、自己投資と言う点でも優れていると考えて資格集めをはじめました。
おすすめ資格ランキング
ここからおすすめ資格をランキング形式で紹介していきます。
上位3つの資格を紹介して、残りはさらっと書いときます。
※評価は5段階評価で表示します。★が多いほどおすすめ/簡単。
※勉強のペースとしては、平日は余裕があれば1時間程度、休日は予定がなければ3〜4時間程度勉強していました。
1位:FP技能検定(日本FP協会) 3級
使用したテキスト(勉強期間:1ヶ月強)
※私は基本テキストはBOOK OFFなど中古で購入していたのですが、FP技能検定に関しては法律等も絡んでくるため、できるだけ最新のものを用意するか常に最新の教材が用意されている通信講座を利用した方が良いです。(私が資格取得当時に購入したものには出題範囲であるマイナンバーについての記載がありませんでした)
日常生活にまつわるお金に関しての知識が身につく
日常生活にまつわるお金に関しての知識が身につく
まず、FP(ファイナンシャルプランナー)とは
人生の夢や目標をかなえるために総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導く方法を「ファイナンシャル・プランニング」といいます。ファイナンシャル・プランニングには、家計にかかわる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識が必要になります。これらの知識を備え、相談者の夢や目標がかなうように一緒に考え、サポートする専門家が、FP(ファイナンシャル・プランナー)です。
引用しているようにFP技能検定を勉強することで家計に関わる幅広い知識を得ることができます。
所得とは、不動産にかかる税金とは、相続税とは、年金の計算方法とはなどなど。。普段の生活から関わりのある分野になります。
老若男女必要な知識かと思います。特に奥さんとかにとっておいてもらいたい資格ですねー。
私はこれをきっかけに節税・資産運用を始めました。
FPは日常生活において知っていたら得をする内容が多いです。
近年話題になってきている「ふるさと納税」や「iDECO(確定拠出年金)」についても学ぶことができます。
また、FP技能検定は「日本FP協会」と「金融財政事情研究会」の2つの団体が開催しています。
日本FP協会の方が資格が取りやすいという情報を元に選んでいます。
FPの試験は学科試験と実技試験に別れているのですが、上記2つの団体は実技試験の内容が異なります。
- 日本HP協会:マークシート選択式
- 金融財政事情研究会:事例形式
人によっては金融財団事情研究会の方が簡単という人もいます。
私のイメージでは日本FP協会の実技は広く浅く、金財の実技は狭く深くだと思っています。
マークシートの方が解きやすいという考えもあり、日本FP協会の試験を受けました。
※資格の価値や試験料等は同じです。
※FP技能検定は毎年5月、9月、1月に実施されています。
※試験費用は6,000円ほど。
FP3級は破格の通信講座で勉強可能
私は、資格の種類に関わらず、資格取得用のテキストはいろんなレビューを見て選んでいますFP技能検定に関しては上記のテキスト/問題集の評判がよかったので使ってみました。
内容としては充実してわかりやすく書かれているため、これだけで試験は受かることができます。
また、FP3級は通信講座でも手軽に勉強が可能で通信講座の大手「STUDYingここまで安いともはやテキストブック買うのとそこまで変わりがないです。
講座の内容もWebテキストに加えて、問題集や動画による解説など通常のテキストブックより情報量も多いです。
特に動画は目と耳で学べるため自分でも思ってた以上に知識が頭に入りやすいお勧めです。
また基本的にWebテキストも動画もスマホに入れて持ち運びが可能なので荷物も少なくて済み、ちょっとした空き時間や通勤通学の時間にサクッと勉強することもできます。

2位:色彩検定 3級
使用したテキスト(勉強期間:1ヶ月弱)
日常生活と関わる内容が多く、楽しみながら学習が進められる
虹が七色に見える理由や、色ごとに受けるイメージ、色の構成などが学べます。色相環の並びだけでも覚えとくと日常で色を選ぶときに役に立つかと。
インテリアやファッションなども色彩検定の試験範囲になります。
家具と床の色の組み合わせや服装の色の組み合わせなど個人的にはかなり興味深い範囲でした。色彩に対して普段から何気なく感じている印象を紐解くことができます。
テキストを軽く読んだ後に過去問を3年分ほど勉強しました。
費用は7,000円ほど。
毎年夏季(6月)と冬季(11月)の2回試験があります。
3位:チョコレート検定
使用したテキスト(勉強期間:半月程度)
話しの話題になります。(地味だけどほんとこれ!)
チョコレート好きはよりチョコレートが好きになります。
2016年から明治主催で開催されている検定になります。
冬場は常に板チョコを持ち歩くほどチョコ好きの私にとっては必須の資格でした。
無事一期生として資格を取得できたことを嬉しく思います。
本資格ではチョコレートの歴史(4大発明)や製法を中心に学ぶことができます。
資格取得者は「ショコラアドバイザー」を名乗ることができます。
現在のところは勉強手段が公式テキストしかありません。
問題の形式は選択形式で100点満点中、50点以上取得で合格です。
公式テキストには練習問題として50問が載っています。
本番の試験ではそのうち48問ぐらいが出題されていた気がするので、軽くテキスト読んで練習問題が全問解ける程度に勉強しておけば余裕で合格できます。
合格した後には、明治が新発売したBean To Barのチョコレート「THE Chocolate」のテイスティングセットももらえました。
Bean To Bar とはカカオ豆の選定から板チョコにするまでこだわり抜いた製法です。
この辺の知識もチョコレート検定のテスト範囲になります。

その他取得した資格
4位以降の資格に関しては内容とテキストだけさらっと書いておきます。
アロマテラピー検定
アロマに関する知識、効能を学ぶことができます。アロマディフーザーとか好きなので(持っていませんが)受けてみました。
実技(匂いでどのアロマオイルかを答える問題)もあるのですが、3問だけなので捨てて大丈夫です。
比較的簡単な試験になるので1ヶ月もあれば合格できます。
使用したテキスト
秘書検定
秘書検定という名前ですが、内容としてはマナーを中心とした内容になるため、男性が受けても問題はありません。
試験会場は9割以上女性なのでそこに対して緊張しますが。。社会人として知っておくべき内容が多いと思うのでおすすめです。
こちらも社会人として数年働いていれば基本的には解けます。
ただ、普段仕事する中で意識していないところや関わらないところもあるとは思うのでやはり多少の勉強は必要です。
2週間〜1ヶ月程度あれば、2級までは余裕です。
準一級以上は面接などもあるのでテキストでの学習以外にも対策が必要な可能性があります。
使用したテキスト
秘書検定は集中講義やクイックマスターの評判が良いですが、個人的には集中講義は微妙に読みにくかったかなと。。全てケーススタディ的なものが書いてあるのですが、それが煩わしい。。念のために追加で買った後者のテキストの方が端的にまとまっていてわかりやすかったです。
ビジネス実務マナー検定
内容は秘書検定ともろに被ります。
そのため、ビジネス実務マナー検定ようには勉強せずに秘書検定の勉強内容だけでで受かりました。
こちらも社会人としては知っておくべき内容がテストの出題範囲になります。
使用したテキスト
簿記検定
企業や個人事業主が利用する複式簿記について学ぶことができます。
簿記検定の知識を身につけることで負債や資産などについての知識が身に付くため、会社の財務諸表等に何が書かれているかがわかるようになります。
株式投資などをしたい人や企業、個人事業主として働きたい人は身につけておいた方が良い知識になります。
使用したテキスト
簿記検定は以前に2級レベルまで学習したことがあったため、今回は問題集だけやりました。初めて勉強する場合は基本的なところを学習するためにテキストも必要です。テキストとしては「簿記教科書 パブロフ流でみんな合格 日商簿記3級 テキスト&問題集 第2版」がお勧めです。
簿記もFPの時に紹介した通信講座でたったの3,480円で受講が可能です。
テキストブックを持ち歩かずにスマホでWebテキストと動画で学習したい方にはおすすめの勉強方法になります。
その他の趣味資格の紹介
この記事を執筆後に取得した資格や完全なネタで取得はしないものの面白いので紹介したい資格をここに追記していきます。
※別記事でもまとめているのでぜひ覗いてってください。

温泉ソムリエ
2万円ほど払って一日講義を聞くだけで取れるお手軽資格になります。
まさに資格商法のど真ん中お手本ともいうべき資格です。ただ、温泉好きとしては欲しい資格です。価格が高いので諦めましたが。。。。
ホームパーティー検定
ホームパーティの会場設備、料理の盛り付けから招待状までホームパーティーのトータルプロデュース力を証明できる資格になります。
3級はホームパーティーの様子を写真に撮って送るだけという簡単仕様。。
イルミネーション検定 / 夜景検定
以下でも紹介していますが、おしゃれ検定です。
テキストはとりあえず購入しましたが、試験自体は受けるの来年ですかね。

世界遺産検定
一番最近取得した資格です。
旅行好きな人とかはテキスト読んでいるだけでも楽しいかも。世界遺産の成り立ちや各世界遺産についての知識が身につきます。

Googleデジタルワークショップ
Googleでネット上で受けられて無料で取得できる資格です。
ネットマーケティングを中心にSEOや広告運用などGoogleの活用方法を学ぶことが可能です。コースがいくつかあって、それぞれ学習と演習という形に別れています。
全てのコースの演習問題に正解すると、資格がもらえるわけです。
毎日少しずつ進めていくのがオススメです。

資格の勉強方法
いざ資格をとるとなるとどのように勉強すれば効率よく取れるのかが気になりますよね。
正直勉強方法は自分自身に合ったものをとしか言えないのですが、体系的に学びたい人や忙しい人はオンライン講座を利用するのがオススメです。
体系的に学びたい人、忙しい人にはオンライン講座がおすすめ
趣味で資格を取得しようとする人は独学派が多いと思うので上記で紹介しているテキストなどを使用すれば良いと思いますが、体系的に学習したいという方や勉強する時間がなかなか取れないという人には最近人気が出てきているオンライン講座(STUDYing)がおすすめです。
おすすめしているSTUDYingを始めとして通信講座系は価格が高いというイメージがありましたが、最近流行りになっている動画学習を取り入れている「STUDYing」というサービスは価格が大手通信講座の約1/5となっており、こちらなら利用するのもありです。
特にFP3級は「STUDYing」ならたったの3,680円で受講できます。
他の通信講座だと軽く1万円以上するのでかなり良心的な価格設定。
なお、STUDYingではFP以外にも以下の資格を取り扱っています。
中小企業診断士、 税理士、 司法書士、 行政書士、 司法試験、 FP、 簿記、 宅建、外務員、マンション管理士、ビジネス実務法務、技術士、販売士、ビジネス著作権、データサイエンティスト
「STUDYing」は無料体験も可能となっているので試してみるのも良いです。
テキストで独学を行う場合はひたすら練習問題を解くべし!!
独学で十分って人におすすめはやはり練習問題をひたすら解いて問題の形式とか出題方法に慣れることですね。
僕自身も基本は独学で勉強していて以下のように勉強を進めていきます。
2.過去問などを解く
3.過去問で間違えたところを中心に参考書をもう一周
4.過去問及び練習問題を解く
5.以降ひたすら過去問と練習問題、わからなかったら参考書
資格を取ろうか悩んでいる人は是非とっていただきたいなと。