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IFTTT (イフト)はTwitterやInstagram、LINEなど各種サービスを連携させることができるサービスです。
使い始めはNature Remo(ネイチャーリモ)とAmazon Echo(アマゾンエコー)の連携をするために利用し始めました。
これが使い始めると他にも色々とできることがあり、かなり便利なので紹介します。
なお、本記事では主にネイチャーリモとアレクサの連携方法について説明します。
他のサービスを連携する際にも基本的な使い方は同じになるため、もし別の使い方で探している人も参考にしてみてください。
IFTTT(イフト)とは
IFTTTとはWebサービス間を連携させるサービスとなっており、「If This Then That」の頭文字を取ったサービス名称となります。
このThisとThatの部分にかくWebサービスを指定することができます。
実際の使用例としては、以下のようなことが可能です。
「Gmailに添付ファイルがあればDropBoxに保存」
「特定のユーザーのツイートをLINEに連携」
「Alexaに特定ワードの呼びかけで電話を発信する」
対応しているサービスの種類は400を超えており、日々増加傾向にあります。
最近ではAmazon AlexaやGoogle Homeなどのスマートスピーカーとの連携方法としても人気となっています。
Web上でアカウントの登録をして利用するだけでなく、スマートフォンのアプリにも対応しており、スマートフォンだけで設定が可能となっています。
公式サイト:IFTTT helps your apps and devices work together – IFTTT
公式アプリ:
海外のサービスになるので基本的に英語表記になります。
ただし、サービスの内容も分かりやすく、本記事でも画像を多めに使って説明しているので操作自体は難しくはありません。
IFTTTの使い方
IFTTTのアカウント登録をする
アプリをダウンロードしたら、起動してアカウントの作成をしてください。
GoogleアカウントかFacebookのアカウントで登録が可能です。


IFTTTとNature Remoの接続を行う
初めてネイチャーリモを連携させるときはまず、接続から行う必要があります。
「Search」タブで「remo」と検索すると出てくるので、タップして次の画面で「Connect」をタップしてください。


すると、接続許可の確認画面になるので「許可する」をクリック


連携が上手く行かない場合は、IFTTTのアプリではなく、SafariなどからIFTTTのWebページに飛んで同様の操作をしてみてください。
公式サイト:IFTTT helps your apps and devices work together – IFTTT
Web版のIFTTTだと下の画像のように表示されます。アプリの時と同様に「Connect」をクリックしてください。
IFTTTとAmazon Alexaの接続を行う
Amazon AlexaもNature Remoとほぼ同等の手順で接続が可能です。
「alexa」で検索して「Connect」をタップしてください。


Amazonのログイン画面が出てくるのでAmazon Alexaに登録しているAmazonアカウントでログインしてください。
接続が完了すると、Nature Remoと同様Connectと書かれていた部分が歯車マークになります。


上手く行かない場合はWebページから試してみてください。
以上で連携の事前準備は完了です。
次に実際に連携処理「Applet」を作成していきます。
IFTTTのApplet(アプレット)を登録する
事前の接続準備ができたら早速本題のApplet作りに入ります。
※AppletとはIFTTTでの連携の設定を指します。アプリみたいなものです(違うか)。
2つのWebサービスをどのように連携させるかの設定を作っていきます。
今回は、「Alexaに特定のワードで話しかけたら、Nature Remoで登録している特定の操作を行う」というAppletを作成します。
下のタブから「My Applets」をタップして「+」をタップします。


この、「this」と「that」の部分に連携させるサービスを指定してAppletを作成していきます。
まず、「this」をタップしてください。
thisの部分には「Alexaに特定の言葉で話しかける」という条件を設定します。
「Say a specfic phrase(特定の言葉を話す)」をタップしてください。


アレクサに話しかける言葉を入力して「Next」をタップします。
下の画像の場合、アレクサに「アレクサ、音量下げて」と話しかけた際にこのAppletが使用されます。
これでthisの設定完了したので、続いてthatの設定を行います。


アレクサに話しかけてNature Remoを操作するので、thatにはNature Remoを指定します。
検索で「remo」と入力してNature Remoを選択してください。
エアコンの電源ON/OFF以外は「Control home appliances」をタップします。


Nature Remoで登録している操作の一覧が表示されるので、操作を行うものを選択します。選択が完了したら「Next」をタップします。
これでthatの設定は完了です。

Appletのタイトルは変更可能なので分かりやすい名前にすると良いです。


上記で作成したAppletは以下のようにアレクサに話しかけると使用できます。
「アレクサ、音量下げて、トリガー」
するとアレクサが返答して実際に設定した操作を行なってくれます。
「IFTTT(イフト)に送信します」
この「トリガー」というワードはめんどくさくてダサいのですが、つけないとアレクサが反応してくれません。
Google Homeだとこういった不要なワードはつけなくても良いのですが、、ここだけがアレクサとネイチャーリモの連携でよくないところ。。。
といっても、Nature Remoのスマートホームスキルで各家電の電源ON/OFFは簡単ワードで可能になっているので、その他の操作をIFTTTに登録することになります。
関連記事:Nature Remo(ネイチャーリモ)とAmazon Echo(アレクサ)を連携して声でエアコンなどの家電を操作する(Nature Remo Smart Home Skill)
おそらく近いうちに電源以外の操作もスマートホームスキルで対応可能になると考えているので一時的に使用するものになるかなと考えています。
なにはともあれ、これで声だけであらゆる家電の操作が可能となります。
また一歩スマートホーム化が進みましたね。
まとめ
今回は簡単なIFTTTの説明と具体的にアレクサとネイチャーリモの連携方法について説明しました。
似たような手順でIFTTTのあらゆる連携設定が行えるので色々と試してみると面白いです。
個人的には、「アレクサ」と「VolP Calls」を連携させてアレクサに電話を鳴らしてもらうのとかはかなり便利だなと感じています。
よくスマホを家の中で紛失するので、これを登録しておけば一発で見つけられます。
(これ設定してから知ったのですが、アレクサのスキルでも似たようなことができるようですね。。)


他にもIFTTT上では他の人が作成したAppletをみることができるので便利そうなアプレットを探すのとかも楽しそうです。
こういうアプリとかで色々できるのを知るたびにITの進化すごいなーと思いますね。
IT活用してどんどん便利な生活をゲットしましょう!