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最近引っ越しをしたのですが、引っ越し先のすぐ近くに大きな通りがあり日中から深夜まで思ったより騒音が、、、
色々と検討した結果、結果として耳栓というなんとも基本的な解決策に行き着きました。
耳栓というと以下のようなイメージを持たれている方も多いかと思います。
耳の中ごわごわして痛くなりそう
耳栓つけたまま寝れなさそう
僕自身最初は半信半疑でしたが、実際に普段買わないような少し高級な耳栓を購入すると思ったより着け心地などもよく安眠することができています。
そこで同じような悩みを持たれている方の参考になればとこの記事を書いています。
本記事は以下のような肩におすすめです。
- 騒音対策の方法を探している
- シリコン製耳栓を検討しており情報収集している
- 高級耳栓って本当に効果あるのか疑問に思っている
- QuietideとCRESCENDOの耳栓ってどっちが良いか分からない人
Quietideシリコン製耳栓とは
最初の印象は耳栓自体がスタイリッシュなデザインで専用ケースまで付いていてオシャレな感じだと感じました。
簡単に耳栓のスペック的な部分を記載しておきます。
素材 | シリコン |
フィルター | SNR31dB |
構造 | 中空構造+フィルター |
特徴 | 水洗い可能、携帯用ケース付き |
Quietide素材:柔らかいシリコンで耳に優しい
一般的な潰して耳に入れるタイプの耳栓はウレタン製ですが、Quietideの耳栓はシリコン製となっています。
イヤホンのイヤーピースの素材感を想像してもらえるとわかりやすいかと思います。
とても柔らかい素材で耳にぴったりとフィットさせることが可能です。
シリコンの特徴のおかげで耳栓を着けたまま横向きに寝転んでもそこまでの違和感を感じません。
首を動かしたりすると身体の中の音が聞こえやすくはなりますが、そこは耳栓を使う以上は仕方ないところかなと思います。
Quietideフィルター:SNR31dBでほどよく騒音を排除
Quietideの構造はシリコン製の耳栓で内側に騒音をカットするフィルターがセットされています。
このフィルターによって騒音を抑えています。
SNR31dBというのは31dBの騒音をカットするという意味合いになります。
で実際このSNR31dBがどの程度かというと。
感覚的な話しをすると20m先にある道路が100m先に離れたかのような感覚になります。
近くで車が走っていた音が遠くで走っているかのように聞こえると言うことです。
ポイントとしては以下2つ
- 全く聞こえなくなるわけではない
- 騒音が気にならない程度に小さく聞こえるようになる
ちなみに他の耳栓との比較で言うと、ウレタン製の耳栓で評価の高いMOLDEXの耳栓はNNRが28〜33となっており、SNRで言うと33〜37なのでMOLDEXよりは防音性能は低いです。
SNR31dBはほどよく騒音を低減することを意図した設計です。
Quietide構造:中空構造+フィルター
Quietideの耳栓をよくみるとわかりますが、耳栓なのに中央に穴が空いています。
この中空構造で通気性を確保しているとのこと。
ここの説明はよくわかりませんが、とにかくシリコンで防音しているのではなく、専用のフィルターで防音していると言うことです。
そのため、変に詰まった感じもせず騒音だけを低減させることが可能です。
Quietide構造:特徴
Quietideは素材がシリコンのため、水洗いが可能で常に清潔に保つことができます。
ここはウレタン製の耳栓との大きな違いです。
※水洗いを行う際にはフィルターは取り外す必要があります。
また、収納用のアルミケースも付いてくるので無くす可能性を減らすことができます。
この収納ケース自体もオシャレでキーホルダーも付いているのでカバンなどに付けて持ち運ぶことも容易です。
Quietide付属品等
実際に届いた商品開封しているので写真載せておきます。
付属品は、以下の4つです。
- 外箱
- 説明書
- アルミケース
- 耳栓
ケースのサイズ感は手に持つとこんな感じですっぽりと収まります。
シリコン製の耳栓はこんな感じ。
中央の黒いのがフィルターで取り外しが可能となっています。
とてもシンプルで良い商品ですね。
CRESCENDOシリコン製耳栓とは
続いてCRESCENDOの耳栓を紹介していきます。
対応しているシチュエーションは15にもおよびます。
- DANCE
- DIY
- DJ
- Guitar
- Impact
- Sleep
- Vocals
- Drummer
- Firework
- Moto
- Music
- Office
- Woodwind
- Fly
- Shotting
それぞれフィルターが異なり15dB〜25dBまで最適な音圧の低減が行えるようになっています。
また、実際に様々なシチュエーションでそれぞれの耳栓を使用した場合にどのように聞こえるかがわかるデモページもあるのでCRESCENDOの耳栓に興味があるけどどのタイプが良いか分からない。実際の聞こえ方を知りたい方は色々試してみると良いです。
参考
CRESCENDO デモサイトCRESCENDO
今回購入したのは睡眠用の「Sleep」と言うモデルです。
後ほど詳細は記載していますがSleepは約25dBの騒音をカットしてくれます。
CRESCENDOも同様に簡単なスペックを記載しておきます。
素材 | シリコン |
フィルター | SNR25dB |
構造 | 中空構造+フィルター |
特徴 | 水洗い可能、携帯用ケース付き、2サイズ付属 |
スペック的な違いはフィルターの能力がQuietideより6dB低いと言う点です。
Quietideに付属していたSNR31dBも完全に音を遮断すると言うものでもないのでこちらの製品はより自然に騒音を抑えることを目的としているようです。
価格も若干高いのですがその分2サイズの耳栓が付属していて自分の耳にあった方を使用することができます。
素材や構造、フィルターに関しての説明はQuietideとほぼ同様になるのでこちらでは省略します。
実際に両者を使用してみてサイズ感で大きく違いがあると感じたのでそちらに付いて少し触れます。
CRESCENDOの付属品等
手元にある写真いくつか載せていきます。
外装開けていて少し汚いですが、付属品は以下のような感じです。
パッケージの裏面にしっかりと説明も記載されています。
Quietideとサイズは違いますが構造はほぼ同じ。
真ん中の青いのが騒音低減のフィルターです。
ちなみにフィルター単体だとこんな感じ。
見にくいかもしれませんが。
アルミケースのサイズ感もコンパクトでGoodです。
デザインなどの面で言うとQuieideに劣らずオシャレでスタイリッシュですね!
QuietideとCRESCENDOの違い
サイズ展開
こちらが気になる方は多いのではないでしょうか。
まず僕自身が思ったことを記載すると、Quietideはサイズ感がちょうど良くて騒音も低減されるがCRESCENDOは少し小さいためか騒音の低減がほぼ感じられないです。
最初はフィルターの性能の差かとも思ったのですが、やはりCRESCENDOの耳栓はどちらのサイズ感でもうまく耳にハマってくれません。
実際のサイズ比較は以下の画像をみるとわかりやすいです。
一番右端がQuietideで左2つがCRESCENDOです。
別の角度からみるとこんな感じで結構差があることがわかります。
このサイズ差に関しては個人の耳の形に依存するのでどれがベストかなどは言えませんが、自分の場合はQuietideしかあいませんでした。
これはこの製品が悪いと言うわけではなく単純に個々人の耳の構造の話しだと思います。
実際にAmazonのレビューなどを見ていても、サイズの合う合わないはあるようです。
事前に試すことが難しいので選ぶのも難しいかと思いますが参考になればと思います。
アルミケースとキーホルダーの種類
Quietideのケースは黒のアルミケースでキーホルダー部分は簡単に付けられるタイプになっています。
(正式名称とかあるのかなと思って調べたらこのタイプは「カニカン」というタイプのようです)
CRESCENDOのケースはシルバーのアルミケースでキーホルダー部分は2重リングのタイプになっています。
好み的な話しではあるかと思いますが、ここは個人的にはカニカンタイプの方が取り外しが簡単なので良いかと思っています。
総論:Quietideの耳栓が良いが耳の形による
なんとも腑に落ちない感じの結論を出しましたが、基本的な構造は両者とも同じで違いはイヤーチップのサイズ感とフィルターの性能だけになります。
そのため耳が小さめだと思う人にはCRESCENDOが良いと思います。
ちなみに僕自身はQuietideとCRESCENDOの両方を同時に購入しています。
と言うのも最初に見つけたのがこちらのCRESCENDOでレビューにサイズ感に関しての賛否両論があったのでお試し感覚で両方とも購入することにしました。
一つは自宅用で一つは会社用など使い分けも可能かなと思っての判断でした。
ちなみに僕が購入した両方の耳栓は購入時点(2019/06)ではAmazonのランキングで共に上位だったためその2つを選んだと言うのもあります。
耳のサイズに合わせて適切なものが選べれば性能的にはどちらも文句の無い製品かと思います。
この記事で紹介した商品