この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。
DBPOWER様から商品を提供していただいたのでレビューします。
格安プロジェクターの中でも人気のある本製品。レビューでも高評価となっていますが、実際の写りを確認した結果を画像で紹介します。
「興味はあるけど実際に写りってどうなの?」
「格安プロジェクターってどうせ写り悪いんでしょ?」
という方に読んでいただきたい記事です。それではよろしくお願いします。
※1,000円OFFで購入できるクーポンもいただいています。記事下部にコードがあるのでよかったら使ってください。
DBPOWERとは
DBPOWERは車用品や家電を中心に格安でコスパの良い製品を販売している中国のメーカーになります。
中でもプロジェクターのコスパが非常に良いことが評判となり、そこで名前を知った方も多いのではないでしょうか。
Amazonのプロジェクターのランキングでも常に上位にランクインしています。移り変わりの激しいジャンルで上位をキープしているのはそれだけ評価が高いからと言えそうですね。
長期保証が特徴
他のプロジェクターの保証期間が1年が多いのに対してDBPOWERは保証期間が2〜3年程度あることが多いです。コスパが良いだけでなく、故障した時にも手厚くサポートしてもらえるのが良いですね。
「安い製品だと壊れやすそうで心配」という方にも安心して使っていただけます。
DBPOWERプロジェクターのスペック
提供いただいた商品はこちらです。
それでは早速!まずは数値上のスペックです。
輝度 | 1500ルーメン |
コントラスト比 | 1000:1 |
解像度 | 800*480(フルHDまで対応) |
台形補正 | あり(垂直補正±15度) |
投影サイズ | 32 – 176インチ |
投射距離 | 1 – 5m |
入力ソース | USB/SDカード/HDMI/AV/VGA |
製品サイズ | 187*149*77 |
重量 | 950g |
まずまずのスペックです。前回紹介したTENKERと数値的には近いですね。DBPOWERの方が投影サイズの最大値が大きいのが特徴と言えそうです。 輝度やコントラスト比はTENKERに劣るので画質を求める方はTENKERの方が良いかもしれません。
ただ、価格帯にしては十分なスペックになるため、プロジェクターを買うのが初めてという方にはオススメできる製品です。以下に記載している実際の写りなども参考にしてください。
パッケージはシンプルでオシャレ
まずパッケージから紹介していきます。全面ブラックで白字のシンプルなパッケージです。


パッケージを開けると梱包された状態で商品が出てきます。梱包がしっかりしてるのは嬉しいですね。
説明書などの付属品も入っています。

付属品は必要最低限が揃っている
付属品は以下の通り、必要最低限が揃っています。ちゃんと日本語の説明書も付いているのは安心ですね。(と言っても操作は簡単なのであまり読まないですが。)

- 電源コード
- リモコン
- 日本語取扱説明書
- AVケーブル
- HDMIケーブル
※リモコンの電池は付属していないので別途購入する必要があります。
HDMIケーブルが最初からついているのは嬉しいですね。ブルーレイプレーヤーなどを持っている人はすぐ接続が可能です。
外観は小型で軽い
外観は非常にシンプルで小さいです。


- 全面はレンズと半透明のレンズキャップが付いています。
- 背面はPCなどと接続するVGAとリモコンの受信部分が付いています。


- 左サイドにはイヤホンプラグとAVケーブル、USB×2、SD、HDMIの接続口があります。
- 右サイドには電源ケーブルの差込口があります。

上面にはフォーカス調整用のフォーカスリングと台形補正用のキーストーンリング、電源ボタンや各種操作用のボタンが配置されています。リモコンでできる操作は全て上面のボタンでも操作可能になっています。
サイズもコンパクトで重さも1kgも無いので持ち運んでの利用もできそうですね。持ち運び用のキャリーケースも発売されているようです。
DBPOWERとFire TV Stickで写りを検証
それでは実際の写りを観ていきましょう。
いつもの事ながらAmazon Fire TV Stickを利用してAmazonプライムビデオやYoutubeを鑑賞します。

Fire TV Stickの接続方法は簡単です。上の画像のようにプロジェクター本体に差し込むだけです。プロジェクターの購入を検討している方はFire TV Stickは必須ですよ!まだ持っていない方は一緒に買っときましょう!

レビューという事で映像のタイプを分けて観てみます。簡単には以下の種類ですね。
- 実写の映像(暗いシーン)
- 実写の映像(明るいシーン)
- アニメの映像(暗いシーン)
- アニメの映像(明るいシーン)
格安プロジェクターはコントラスト比が低いため、暗いシーンの投影が苦手だったりします。また、映像自体のコントラストでも写りが変わってくるため、「実写の映像」と「アニメの映像」での比較を行います。
まず、プロジェクターの電源をつけると以下のメイン画面が投影されます。

リモコンで「ソース」を選択するか、本体の「S」と書いてあるボタンを押して「HDMI」にソースを切り替えてください。

これでAmazonプライムビデオが観れますね。簡単。

全体的に明るく投影されていますが、格安プロジェクターの特徴とも言えるように四隅は暗めです。フォーカスも手動で合わせることは可能ですが、フォーカスの合う位置も全面というよりかは一部にあっていますね。四隅によるほど明るさとフォーカスは弱くなりますね。
ただ四隅の文字が多少読みづらいぐらいなので普通に映画を観たりドラマをするぶんには十分楽しめます。
Amazonプライムビデオを観てみる
それでは実際に映像を観てみます。鑑賞時の環境は、夜に照明を消して鑑賞しています。つまり真っ暗の状態です。
※レビューということで少し辛口で観ています。普段はEPSONのホームシアタープロジェクターを使用しているので主にそこで観ている映像との比較をしている点が多いです。
1.実写の映像(暗いシーン)

全体的に暗い部分のコントラストは弱いですが、映像自体は十分過ぎるほどはっきり見えますね。
2.実写の映像(明るいシーン)

明るいシーンだと四隅の暗さが多少気にはなりますが、明るいシーンも綺麗に観れます。字幕ももちろんはっきり読めます。
3.アニメの映像(暗いシーン)

やはりアニメは暗いシーンでも全然観えますね。見える分だけ四隅が多少気にはなりますが、余裕で許容範囲です。
4.アニメの映像(明るいシーン)

十分な明るさで綺麗に観れますね!ただ、コントラスト比が低いせいか、明る過ぎても明るい部分が少し観えづらかったりもしますが、気にならない程度かと思います。
まとめーDBPOWERの総評ー
いかがでしたでしょうか。こうやってみると四隅に関しては他の格安プロジェクターと同様に少し物足りなさもありますが、十分に映像が楽しめることが分かるかと思います。
手軽に自宅映画館を楽しみたい方にはお手頃の一台かと思います。本格的にやるならEPSONとかのホームシアターエントリーモデルのプロジェクターも検討してみても良いかと思います。
実際に映像を比較した記事がこちら↓
