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AmazonのFireTVStickの新モデル「Fire TV Stick 4K」がついに12/12に発送開始され、我が家にも到着しました。
正直4K映像を観るつもりでもなく、単純に操作性が上がっていればいいなぐらいの気持ちで購入したのですが、個人的には想像以上にかなり優秀な進化を遂げていました。
結構興奮状態なのですが、実際の商品の使い心地などをレビューしていきます。
Fire TV Stick 4Kと旧モデルとの差
スペックなどはすっ飛ばして以前までのFire TV Stickとの変更点を紹介していきます。
細かいスペックは除いていますが変更点は以下です。
Fire TV Stickモデル比較 | ||
---|---|---|
製品 | Fire TV Stick | Fire TV Stick 4K |
価格 | 4,980円 | 6,980円 |
解像度 | 最大1080p | 4K Ultra HD、 HDR、HDR10、 Dolby Vision、 HLG、HDR10+ |
プロセッサ | クアッドコア 1.3 GHz | クアッドコア 1.7 GHz |
オーディオ | Dolby Audio | Dolby Atmos |
Alexa対応 (リモコン) | × | ◯ |
電源ボタン (リモコン) | × | ◯ |
音量調整 (リモコン) | × | ◯ |
大きな違いは解像度、プロセッサ、オーディオが向上し、リモコンのボタンが増えて可能な操作が増えました。
細かい点で言うと本体のサイズなども多少の変更がありますが、外観で一番変更があったのはやはりリモコンですね。
字面で見ると差がわかりにくいかもしれませんが実際に使ってみるとその進化具合が体感できます。
上記の進化によって変わった部分について詳細の感想を記載していきます。
進化のポイント
操作がサクサク快適に
これはプロセッサが1.3GHから1.7GHに進化したためかと思います。
正直これまでのFIre TV Stickは操作性がいまいちでした。
というのもリモコンを操作して実際に画面が動くまで多少のタイムラグがあってそれが結構なストレスになっていました。
昔のスマホでアプリの起動が遅かったり、ホームボタンの反応が遅かったりしたのと同じ感じです。
再生ボタンを押して1秒後にやっと再生が始まったり、Youtubeアプリの起動が遅かったりとにかくひとつ操作をするたびに少し待つ必要があったわけです。
それが新型のFire TV Stick 4Kはほんとサクサクです。
アプリの起動も早いしAmazonミュージックもサクッと立ち上げて再生が可能です。
ここまでちゃんと動くと色々とアプリ入れて試したいと思えますね。
正直今までプライムビデオ観るぐらいしか使っていなかったのですが、今後はAmazonミュージックやYoutubeを観るのもありかなと思っています。
電源ボタンが便利(プロジェクター利用者は特に)
今回のFire TV Stick 4Kでいくつかボタンが追加されているのですが、そのうちのひとつが「電源ボタン」です。
これがなんの電源かというと想像通りにFire TV Stickを接続しているテレビやプロジェクターの電源ボタンになります。
プロジェクター利用者は特にと記載しているのですが、基本的にFire TV Stickしか利用しない人であればこのボタンの価値はかなりあります。
プロジェクターのリモコンって正直「電源ボタン」しか使わないんですよね。
あとはFire TV Stickのリモコンで基本操作するから。
なのでその電源ボタンがFire TV Stickについたらプロジェクターのリモコンって基本いらないんですよね。
僕はスマートホーム化しているのでもともとアレクサを通して声でプロジェクターも操作していますが、なんだかんだ物理ボタンがあると楽なのでこれは個人的にかなりのGoodポイントでした!
同様に基本的にテレビやプロジェクターをFire TV Stickでプライムビデオや音楽用にしか使わないという人にとっては買い替えをオススメするポイントです。
アレクサ(Alexa)ボタンが超絶便利(電源OFFでも使える)
Amazon アレクサを呼び出せるボタンがなんとFire TV Stickについています。
正直これそんなに期待してなかったのですが、普段からアレクサを利用している人にはかなり使い勝手のある進化でした。
と僕がこの機能をゴリ押しするのは以下の2つの理由からです。
- レスポンスがサクサク
- 家電の操作もリモコンに話しかけるだけ
僕は普段からAmazon Echoを通してアレクサを利用しているのですが、少し微妙だなと思うのがそのレスポンスの悪さです。
ウェイクワード(アレクサと呼びかける言葉)が必須かつたまに反応してくれないことがあるので毎回アレクサがちゃんと反応しているか確認してから「部屋の照明つけて」とか指示していました。
普通に便利なのですが、少し反応をまったりちゃんと反応しているかの確認に気を使わないといけませんでした。
そこでFire TV Stickのリモコンのアレクサボタンを使うと、押しながら話すだけでしっかりとアレクサが反応してくれます。
プロセッサの向上のおかげかレスポンスはめちゃめちゃ早いです。
かつテレビやプロジェクターを起動させてなくてもしっかり反応してくれるためそれもかなり便利。
もはやアレクサ愛用者はFire TV Stick持っていなくてもこのリモコンだけでも買うのありなんじゃないかと思うぐらい便利。
音量ボタンが地味に嬉しい
音量調整がサクッとリモコンでできるのは良いですよね。
音量の上げ下げだけでなくミュートボタンも付いているので急な電話とか訪問があっても一時的に消音することも可能です。
なぜかAmazonミュージックを聞いているときは反応してくれないのでそこはちょっと残念なポイントですね。。
音質がかなり向上(した気がする)
操作サクサクだなーと思ってAmazonミュージックを再生して気づいたのですが、音質がめちゃめちゃ向上してるように聞こえます。
スペックを見ても「Dolby Audio」から「Dolby Atomos」に変わっているので実際に向上しているようです。
Dolby AudioとAtomosって何が変わったのか調べてみたのですが、「音の広がりがよくなった」程度の情報しかわかりませんでした。。
とにかく体感では音質は向上している気がします。
操作もサクサクになったのでFire TV StickでAmazonプライムミュージックを聞く機会が増えそうです。
今ならAmazonプライムミュージックUnlimitedの3ヶ月間99円キャンペーンとかもやっているのでなおさら良いですね。

4K映像は観てないけど他の進化でお腹いっぱい
製品に4Kと付いているだけあって4K映像に対応しているのが売りのFire TV Stickですが4K映像楽しまなくても既にオススメポイントが大量にありました。
僕自身は基本プロジェクター生活でテレビを保持していないので4Kを出力できる端末を持っていないので正直なんとも言えないのですがきっと綺麗です。
4K対応コンテンツが現状だとNETFLIXとかだけになるかと思うので、実際に4Kを一般的に楽しむようになるのはもう少し先かなとも思っています。
現状でも十分使えて今後4Kが普及したタイミングでも使えるのでここに関しては将来も安泰ということで。
価格差だけの価値は確実にあるので買い替えもオススメ
少し使ってみて思いましたが、旧モデルと4Kモデルと2,000円程度の差がありますが、その価格差以上に性能が向上していると感じています。
なのでまだFIre TV Stickを持っていなくて購入を検討している場合は4Kモデルをオススメします!!!
既にFire TV Stickを持っていて少し動きがトロイんだよなと思っている人は買い替えをオススメします!!
古いFire TV Stickは実家に持って帰ったり、兄弟姉妹にあげましょう!
要するにみんな買ったほうがいいよってこと!
Fire TV Stick 4Kのスペック・付属品等
ここに来てようやくスペックや付属品などを紹介していきます。
正直、細かいスペックはAmazonの販売ページで詳細に記載されているので省きます。
Fire TV Stick 4Kの付属品等
パッケージは旧モデルと同様にオレンジをメインカラーとしたパッケージです。


付属品などは以下の通りです。
- Fire TV Stick 4K
- Alexa対応音声認識リモコン
- USBケーブル
- HDMI延長ケーブル
- 電源アダプタ
- 単4電池2本
- スタートガイド
本体とリモコン以外の付属品自体は旧モデルとほぼ変わらずですね。
リモコンと本体の旧モデルとの比較は上にも載せましたが再度載せておきます。
本体が少し大きくなったのが特徴です。
リモコンも大きさ自体はほぼ変わっていないもののボタンが増えたのと若干形が変更されています。

リモコンの電池は単四電池が2本で旧モデルと同様に裏側の蓋をスライドしてセットします。

付属品に関してはこの程度ですね。
Fire TV Stick 4KをテレビやプロジェクターのHDMI端子に接続してUSBで電源に接続したら準備は完了です。
Fire TV Stick 4Kセットアップ
セットアップは基本的に画面の支持通りにしたがっていけば終わります。
ソフトウェアの更新で5分程度時間はかかりましたが、セットアップ自体は全体でも10分もかからないかと思います。

使っているWifiを選択してWifiパスワードを入力してください。
ここが少し長いです。
だいたい5分程度かかったかと思います。
更新が完了すると勝手に再起動が行われます。
再起動が完了するとFire TVのロゴが表示され起動します。


Fire TV Stickではお子さんがいる場合に勝手にコンテンツを購入できないように制限することができます。
その機能制限を有効にするかどうかをまず選択します。

音量ボタンを用いて音量の設定作業を行います。

音量設定が完了すると2分程度のFire TV Stickの紹介動画が流れます。
正直ここはスキップして大丈夫です。

利用する予定のアプリを一括でダウンロードが可能です。
使いそうなアプリをチェックしてダウンロードをします。
これあるとセットアップ楽ですね。
まとめ
ちょっと操作性良くなったらいいなーぐらいで購入しましたが、思いの外全体的に良くなっていてこれは予約購入して正解でした。
おさらいまでに推しポイントや変更点をあげておきますので購入を悩まれている方は参考にしてください。
- 電源ボタンでテレビの電源操作が便利
- Alexaでの操作が快適
- 音量ボタン・ミュートが地味に便利
- 音質がかなり向上(した気がする)
- 操作が全体的にサクサク動く
- 4Kコンテンツに対応
個人的にはかなりオススメの商品なのでぜひ試してもらえればと思います。