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プロジェクターもスピーカーもコスパの良い商品が増えてきており、ホームシアターの環境自体は驚くほど安く、簡単に作れるようになってきました。

ホームシアターの環境が作れたら、あとは好きな映画やドラマを楽しむだけです。
DVDやブルーレイを買ったり借りてきたりという方法もありますが、何と言ってもお手軽なのが動画配信サービスです。
もっともお手軽なAmazonプライムビデオは月額500円となっており、動画配信サービスもだいぶコスパの良いものが増えてきました。
各動画配信サービスで視聴可能なジャンルに違いがあるため、簡単に比較できるようにまとめました。いずれも無料体験が可能なので実際に試してみると良いです。
動画配信サービス(VOD)とは?
ネット回線を通じて、PCやスマートフォン、タブレットなどから動画を視聴できるサービスを指します。有料のものと無料のものが存在しており、有料のもので有名なのが、Hulu以前はTSUTAYAやゲオなどでDVDやBlu-rayを借りて観るというのが一般的でしたが、最近はAmazonプライムビデオとかNetflixが人気です。
基本料金が月額制のため、普段からレンタルしていた人にとっては金額的な負担も増えることなく楽しめるような料金設定になっているところが大半です。
動画配信サービスの2つの料金体形

動画配信サービスの料金制度は大きく分けると以下の2種類です。
- 定額で見放題
- 作品毎に料金が発生する「PPV作品」
※Pay Per View(ペイ・パー・ビュー)の略
各サービス毎の配信状況は以下の通りです。
サービス | 見放題 | PPV配信 |
---|---|---|
U-NEXT | ○ | ○ |
Hulu | ○ | × |
dTV | ○ | ○ |
FODプレミアム | ○ | ○ |
Amazonプライムビデオ | ○ | ○ |
Netflix | ○ | × |
HuluとNetflixは定額見放題のみですが、それ以外のU-NEXT、dTV、FODプレミアム、AmazonプライムビデオはPPV作品も配信されています。
見放題は作品数が限られていることが多く、最新作はほぼ含まれていません。
最新作が観たい人はPPV作品で視聴が可能となっています。
PPVの形式は買い切りだったりレンタルだったりがあります。
僕は基本はAmazonプライムビデオを利用していて最新作や定額の作品にないものは48時間のレンタルを利用しています。

Amazonプライムビデオの場合PPV作品は100〜500円程度になっています。
動画配信サービスの選び方
動画配信サービスは各社力を入れて顧客の獲得を行っていますが、じゃあどうやってサービスを選べば良いのかについて紹介していきます。
とりあえず各サービスの料金体系と配信コンテンツ数の表を貼っておきます。
サービス | 月額料金 | コンテンツ数 |
---|---|---|
U-NEXT | 2,178円 | 見放題:120,000以上 レンタル:5,550以上 |
Hulu | 1,026円 | 見放題:60,000以上 |
dTV | 500円 | 見放題:120,000以上 |
FOD | 880円 | 見放題:20,000以上 レンタル:25,000以上 |
Amazon | 500円 | 見放題:10,000以上 レンタル:不明 |
Netflix | 800円〜 | 不明 |
作品ラインナップから選ぶ
一番重要なのが作品のラインナップになるかと思います。
- 洋画が好きか、邦画が好きか
- 映画が観たいのか、ドラマが観たいのか
- フジテレビのドラマが好きかテレビ朝日のドラマが好きか
ここでこだわりがあればほぼサービスが決まります。
フジテレビのドラマが好きであればフジテレビが運営しているFODがオススメですし、ドラマが観たいのであればHuluやNetflixがオススメです。
自分が観たい作品と各サービスの配信内容を観た上で選ぶのがオススメです。
と言ってもどのサービスがどのコンテンツを配信しているかは実際に観てみないとわからないもの。
そんな方向けにほぼほぼ全ての動画配信サービスで無料体験が可能なので一度試してみることをオススメします。
各社の動画配信サービスを利用すれば半年ぐらいはいろんなサービスを無料で楽しむことも可能です。
ちなみにAmazonやNetflixあたりは料金も安く世間で話題となるような作品を多く配信しています。
- Amazon:バチェラー、ウォーキングデッド
- Netflix:テラスハウス、ストレンジャーシングス
料金体系から選ぶ
とりあえず何かしら観れれば良いという人は料金体系から選ぶと良いです。
料金だけでみるとAmazonプライムビデオやdTVがお得です。
安くてもみる作品がなかったら意味がないので結局は一度試してみることをオススメします。
各動画配信サービスの特徴
各動画配信サービスの特徴について解説していきます。
U-NEXTの特徴

U-NEXTの特徴はなんと行ってもそのコンテンツの多さ。120,000本以上の作品が視聴可能となっています。

- 最新作がレンタル開始と同時で見れる
- 7.1chサラウンド対応作品がある
- 家族4人で同時視聴可能
作品ラインナップは店頭でのレンタル作品並に豊富なため、レンタルを活用している方にはおすすめのサービスです。
- 月額料金が高い
正直、ここだけです。しかも月額料金が高いのには理由があって、実質は他のサービスとそこまで変わらない。もしくは安いです。
U-NEXTの月額料金は、月額1,980円となっていますが、新作(PPV作品)に使える1,200円分のポイントが付いてきます。そのため、見放題の料金は実質780円となります。
新作をよく見る人にとってはかなりお得な料金制度となっています。
U-NEXTは31日間の無料体験が可能で体験期間中に解約すれば料金は一切かからないため、興味がある方は試してみることをオススメします。
Huluの特徴
海外ドラマが好きな方におすすめなのがHuluです。
人気のウォーキングデッドを含む多くのは作品が見放題となっています。Huluは日テレ関連のサービスになるため、日テレの番組も見放題になっています。

- 圧倒的に海外ドラマが豊富
- 日テレ関連作品が豊富
- 最新海外ドラマもリアルタイムで視聴可能(FOXチャンネル)
- 作品全てが見放題で追加料金一切無し
海外ドラマが好きな方や日テレの番組が好きな方にオススメです。
Huluは全米のゴールデンタイムで放送中の大人気ドラマやバラエティが放送される「FOXチャンネル」が見放題となっているため、ウォーキングデッドなどの人気作品の最新作がリアルタイムで視聴可能です。
またそれ以外にHuluで配信中の全ての作品が見放題となっており、その作品数も40,000本以上とかなり豊富です。
それでいて、料金も月額980円と安く、コスパの良いサービスです。
- オフライン再生ができない
Huluはラインナップや料金のバランスが非常に取れたサービスであるため、デメリットがほんとこのぐらいしかありません。家でゆっくりと視聴するためのサービスと言えそうですね。
Huluは2週間無料体験が可能で、体験期間中に解約すれば料金は一切かからないため、興味がある方は試してみることをオススメします。
dTVの特徴

作品数が12万本以上にも関わらず月額500円という脅威のコスパを放つのがこちらのdTV。作品はなんでもいいからとにかく安く楽しみたいという人にはおすすめです。
- 月額500円という安さ
- 12万本と豊富な作品数
- オフライン再生が可能
- 一部の海外ドラマはリアルタイムで新作視聴可能(FOXチャンネル)
とにかく安くてたくさんの作品が見れるコスパ重視型におすすめです。
特に先ほどHuluのメリットでも紹介した「FOXチャンネル」がdTVでも視聴可能となっています。
その上で月額料金はHuluの半額となっているため、FOXチャンネルの作品だけ見れればそれで良いという人にとっては神サービスとなっています。
※FOXチャンネルの作品:ウォーキング・デッド/ボーンズ/リゾーリ&アイルズ など。
- FOXチャンネル以外はPPV作品が多め
ここですね。FOXチャンネル以外の海外ドラマも見たい場合は都度課金になります。FOXチャンネルとか人気の作品はdTVでも月額料金で見放題となっていますが、それ以外の作品も見たい場合はHuluで見た方が安いです。
見たい作品が決まっており、とにかく安く楽しみたいと行った方におすすめです。
dTVは31日間の無料体験が可能で、体験期間中に解約すれば料金は一切かからないため、興味がある方は試してみることをオススメします。
Huluとかと比較しながら最終どのサービスを利用していくのか決めることが可能です。
FODプレミアムの特徴

正式名称は「フジテレビオンデマンド プレミアム」
その名前の通り、フジテレビのドラマを中心に映画やアニメが見放題のサービスです。フジテレビの昔のドラマ作品など、FODでしか視聴できない作品も多いです。

- フジテレビ関連作品が古いものも含めて豊富
- 独占配信タイトルが豊富
- 月額料金が安い
フジテレビの作品(※)が好きな人はFODで間違いないです。
※ガリレオ、ラストシンデレラ、リッチマンプアウーマン など
特にフジテレビの過去の作品などはFODでしか見られないものも多くなっています。
- 海外作品が少なめ
海外ドラマなどはあまりありません。FODはもともとはフジテレビの番組しかラインナップにありませんでした。ところが、映画なども見れるようになったりとサービスの拡充は続いています。
なので今現在は海外作品があまり見られませんが、今後は改善していく可能性もあります。とりあえずは、海外ドラマとか全然見ないよって方にはおすすめのサービスと言えます。
FODは31日間の無料体験が可能で、体験期間中に解約すれば料金は一切かからないため、興味がある方は試してみることをオススメします。
Amazonプライムビデオの特徴

Amazonのプライム会員が特典で観れるAmazonプライムビデオです。
既にプライム会員の方は追加料金無しで視聴が可能です。
Amazonプライム会員は年会費4,900円(月額500円)で契約が可能となっており、月額換算すると今回紹介する動画配信サービスの中ではダントツで安いです。
そしてこれがAmazonの数あるサービスの一つってとこも驚愕。。。

- 月額たったの500円
- Amazonの全てのサービスが利用可能
- Amazonオリジナル作品もあり
なんと言っても料金の安さがメリットですね。
作品数は正直そこまで多くはありませんが「TED」や「バチェラージャパン」など話題となった作品などは見放題となっていることが多いです。
Amazonオリジナル作品も続々と出ており、今後にも期待ができます。
あくまでもAmazonプライム会員特典の一つなので、それでこのクオリティであれば素晴らしいコスパであると言えます。

- 基本は全て期間限定配信
言い換えればメリットなのですが、Amazonプライムビデオの作品は一定期間ごとに入れ替わっていきます。そのため、「前は観れたのに」みたいな現象も多くあります。
Amazonプライムは31日間の無料体験があるのでAmazonプライムビデオを含めてプライム会員特典を味わって観てください。プライム会員はいろんな点でお得が多いです。
各サービスの料金と無料体験期間
既に紹介しましたが、最後に各サービスの料金と無料体験期間をまとめておきます。
お気に入りのサービスに登録するのももちろん良しですが、5つのサービスの無料体験だけでも4ヶ月半も無料で動画配信サービスの利用が可能となっているためどのサービスに入るか悩まれている方はいろんなサービスの無料体験を試してみることをオススメします。
いずれも無料体験期間内の解約で料金は一切かかりません。
登録・解約ともに簡単に行えるようになっているのでぜひ、いろんなサービスを試して観てください。
まとめ
通勤時にドラマを観たり、週末に家でゆっくり映画とかいかがでしょうか。いずれものサービスも月額1,000円前後なので、ランチを少し抑えたり、ちょっとの贅沢を我慢するだけで楽しむことが可能な料金になっています。
お手軽にホームシアターを楽しみましょう。
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