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Nature Remo(ネイチャーリモ)とAmazon Echo(アレクサ)を連携して声でエアコンなどの家電を操作する(Nature Remo Smart Home Skill)

この記事を読むのに必要な時間は約 13 分です。

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以前にネイチャーリモで家中のリモコンを一括管理すると便利!って記事を書いたのですが、今回はその続きでネイチャーリモとAmazon Echoを連携させると、ネイチャーリモで登録したリモコンの操作を全て声だけで操作が可能となります

Nature Remo(ネイチャーリモ)とは

Nature スマートリモコン Nature Remo mini Remo-2W1
Nature

高性能スマートリモコンです。

あらゆるリモコンの赤外線を記録することが可能で、記録した操作を全てスマートフォンのアプリから行うことができます。

つまり家のリモコンを1つにまとめることが可能になります。

また、タイマー設定によって指定日時にエアコンの電源をONにしたり、家から300m離れたら照明の電源をOFFにするなども可能となっています。

現在は機能として実装されていませんが、気温、湿度、ノイズ、振動などを検知する各種センサーを内臓しているため、「〇〇度以下になったらエアコンを暖房で起動」や、「ノイズセンサーを利用してテレビの音量を自動調整」などの活用が可能になると期待されています。

詳細は以下の記事で記載しています。

Nature Remo(ネイチャーリモ)テレビやエアコンを一括管理できるスマートリモコンが便利すぎ!オススメの使い方を紹介!

Amazon Echo(アマゾンエコー)とは

Amazonが販売しているスマートスピーカーです。

スマートスピーカーはAIとスピーカーが一体化した製品になっており、声だけでいろんな操作を行うことが可能になります。

音声操作はAmazon Echoに搭載されているAlexa(アレクサ)という名前のAIが対応してくれます。

アレクサに天気を聞いたり、簡単な質問をすると答えてくれます。

また、Amazonのサービスとも連携しており、「アレクサ、音楽かけて」ということでAmazon Musicの音楽を流してくれたり、Amazonで商品の注文などを行うことが可能です。

スキル(※)と呼ばれる追加機能にも対応しており、活用方法は日々拡大しています。

※アレクサのスキルはスマートフォンでいうアプリに該当します。アレクサに各種スキルを追加することでアレクサで様々なことができるようになります。

Nature RemoとAmazon Echo(アレクサ)を連携する

ネイチャーリモとアレクサを連携させることで今までスマートフォンのアプリから操作していたネイチャーリモをアレクサを経由して声での操作が可能となります。

現時点で連携する方法は3つあり、それぞれの特徴が以下の表にまとまっています。

Amazon EchoとNature remoの連携方法

基本的にはスマートホームスキルで対応し、不足している分をIFTTT(イフト)経由で操作をするのが現時点でのベターな使い方と考えています。

声で家電を操作できることの何が便利かっていうと、手が塞がっているときや他の作業をしながらでも家電が操作できるという点です。

例えば、帰ってきてコートなどをハンガーにかけながら「アレクサ、エアコンつけて」とか。

割と自己満足的な感じで実用性は無いのかな?と思っていましたが、設定しておくとかなり便利なことに気づきました。

あまり動きたくない時でも、「アレクサ、照明消して」と言えば照明を消してくれます。「アレクサ、スピーカーつけて」と言えばスピーカーの電源をつけてくれます。

もちろんアレクサと連携していてもスマホアプリからの操作も可能なため、普段はスマホから。

スマホすら触るのがめんどくさいときはアレクサを使ってという具合になります。

エアコンと照明、テレビなどAlexaのスキルで操作が可能

※ネイチャーリモはカスタムスマートホームという位置づけになるため、アレクサに操作を指定するときに「リモを使って」をつける必要があります。

※2018/02/23よりネイチャーリモのスマートホームスキルが追加されました。これによって「リモを使って」というワードが不要になります。

そのため、以下のような簡単なワードで各種操作が可能となります。

アレクサへの操作の指示例
  • 「アレクサ、エアコンつけて」
  • 「アレクサ、照明を消して」
  • 「アレクサ、テレビつけて」

以前まではカスタムホームスキルというスキルしかなかったため、このスキルの追加によってかなりネイチャーリモの使い勝手がよくなりました

アレクサの日本語聞き取り能力や僕の滑舌の能力を考えると指示を出す言葉は短くてシンプルなものに越したことはありません。

ただし、現在は電源のON/OFFにしか対応していないため、電源の操作以外を行う場合はIFTTT(イフト)というサービスを利用する必要があります。

その他の家電もテレビなどの形式で登録しておくことで操作可能

公式的にはネイチャーリモが対応しているのは、「エアコン」「照明」「テレビ」になります。

しかし、それ以外の家電も3つのいずれか(テレビ形式での登録が無難)で登録することでアレクサを利用しての声での電源ON/OFFの操作が可能となります。

実際に僕はスピーカーをテレビとして登録して、声でスピーカーの電源をONにできることを確認しています。

(スピーカーをオーディオ形式で登録しているとアレクサから反応してもらえませんでした)

Nature Remoのスマートホームスキルを設定する

それでは早速連携方法を説明していきます。

ネイチャーリモの公式サイトでも登録方法の説明があるので参考にしてください。

Amazon Echoとの直接連携で家電を操作(スマートホームスキル編) — Nature

※ネイチャーリモでの家電の登録と、Alexaの基本的な設定が完了していることを前提に進めていきますので、作業がまだの方は先にそちらを済ませてください。

1.Alexaにネイチャーリモのスキルを設定する

まず、Alexaアプリを起動して、スキルを開いてください。

AlexaとNature remoを連携する
メニューを開く
AlexaとNature remoを連携する
スキルをタップする

「Remo」でスキルを検索します。

Nature Remoのスキルは2つ表示されますが、「Nature Remo Smart Home Skill」を選択してください。

AlexaとNature remoを連携する
Nature Remoのスマートホームスキルをタップする
AlexaとNature remoを連携する
スキルを有効化する

「有効にする」をクリックすると画面遷移が始まります。

が、ここでちょっとしたコツが必要になります。それは画面遷移が始まった瞬間に右下の赤枠のマークをクリックしてSafariで開くようにすることです。

これをやらないと認証作業がうまく行かないことが多いようです。

自分もこれにハマって何度かやり直しました。

AlexaとNature remoを連携する
認証する

Googleアカウント or メールアドレスで登録作業を行います。

メールアドレスを入力すると、確認のメールが飛んでくるのでそのメール内に記載があるURLをクリックしてください。

すると、以下のような画面になりますので、「許可する」をクリックしてください。

以上でアレクサのネイチャーリモのスキルの有効化は完了です。

AlexaとNature remoを連携する
アクセスを許可する
AlexaとNature remoを連携する
連携完了

2.スマートホーム家電の検出を行う

Alexaのスキル画面に戻ると端末の検出を促されるので検出を行います。

20秒程度で検出は完了し、ネイチャーリモで登録されている情報がAlexaに連携されます。

AlexaとNature remoを連携する
家のデバイスを検出する
AlexaとNature remoを連携する
Nature Remoで登録した家電が表示される

僕の場合は4つの家電を設定していたので、登録していたものが表示されています。

ネイチャーリモで登録を追加したり、変更をした場合は、「デバイスを追加」をクリックすることで登録デバイスの再検出を行なってくれます。

上の画像では既に認証を完了させていますが、初回時はそれぞれをタップして制御をONにする必要があります。

それぞれのデバイスをタップすると下の画像のような画面が表示されます。

エアコンやテレビなどで設定している場合はここで「名前を編集」してください。

ここで設定している名前でアレクサに対して指示を行うことになります

AlexaとNature remoを連携する
名称を確認する
f:id:taaaaho:20180225131753p:plain

例えば、僕が登録している4つの家電はそれぞれ次のような言葉で操作を行うことになります。
アレクサ上で名前を変更することで、操作時の名前を変更することが可能です。

各端末の操作方法(それぞれ「つけて」「消して」の指示が可能です)
  • エアコンの操作
    「アレクサ、エアコンつけて」
  • スピーカーの操作
    「アレクサ、スピーカーつけて」
  • プロジェクターの操作
    「アレクサ、プロジェクターつけて」
  • 照明の操作
    「アレクサ、照明つけて」

正常に指示が認識されると、アレクサは「はい」と言って操作を行なってくれます。

グループ機能を使えば一声で複数の家電の操作が可能

グループ機能はそこまで興味なくて初めは使っていなかったのですが、この機能はかなり便利な機能です。まだ使っていない人にはぜひ使ってみてください。

寝室に入ったタイミングで、「アレクサ、寝室つけて」というと、エアコン・照明・スピーカーの電源が3つとも一気にONになります。

消す時ももちろん同時に消すことができます。

Alexaのスマートホームのグループ機能が便利
グループ機能で家電を一括操作

実際に一声で一気に全ての家電が反応してくれるのは便利なだけでなく、単純に気分が良いです。

電源のON/OFF以外の操作はIFTTT(イフト)を利用する必要あり

現在は電源のON/OFFしか対応していないため、それ以外の操作はIFTTTなどを利用する必要があります。

IFTTTに関しては以下の記事を参考にしてください。

Alexa(アレクサ)がエラーを返してくる場合

登録が完了して、いざアレクサに指示を出すと以下のように返答されることがあります。

「〇〇から応答がありません」(〇〇は登録デバイスの名前)

僕の場合は、登録種別が「オーディオ」になっていたので、ネイチャーリモ側で「テレビ」に変更してデバイス情報を再連携することで解消しました。

「リストやリストのアイテムはアレクサアプリのリストセクションで削除できます」

この返答は「アレクサ、スピーカー消して」と指示を出した場合に返されました。

これは指示の仕方が悪かったようで、「アレクサ、スピーカーをオフにして」と指示内容を変えてあげることで正確に処理を行なってくれました。

まとめ

アレクサにネイチャーリモのスマートホームスキルが追加されたことでネイチャーリモの使い勝手が一段とよくなりました。

今はまだ電源のON/OFFにしか対応していませんが、最近の動向を見ているとかなり迅速に対応を進めているようなので、今後も続々と対応範囲が増えていくことが期待できます。

電源以外の操作を行う場合はIFTTTの利用が必須のため、ネイチャーリモを使って家電を操作するという場合は設定が必要になりますが、一度設定してしまえばかなり便利に使えるようになります。

流行りのIoTを気軽に導入してみてください。

Nature スマートリモコン Nature Remo mini Remo-2W1
Nature

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