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HHKB Professional HYBRID Type-S US配列レビュー|前モデルとの違いや初期設定も解説

この記事を読むのに必要な時間は約 10 分です。

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仕事用のキーボードを探してRealforceとHHKBで悩んだ挙句HHKBをポチりました。

Realforceは念願のMac対応のテンキーレスモデルが出ていたし、HHKBも新型で静音性のType-Sが出ていたのでどちらにしようか悩んでいましたが以下の点からHHKBを購入しました。

  • Bluetooth・USB-Cによる接続
  • 軽くてコンパクト
  • 見た目がRealforceよりカッコイイ(個人によります)

唯一気になっていたのが矢印キーがなくFnキーとの組み合わせで入力が必要という点でしたが、友人からHHKBを借りてしばらく使用したところ問題なく利用できそうだったため、決断しました。

本記事では前作のHHKBと比較した新作の違いや初期設定で少し引っかかった点などについて記載していきます。

この記事を読むとわかること
  • HHKBの使い心地
  • HHKBの初期設定のポイント(日本語切り替えができないなど)

HHKB(Happy Hacking Keyboard)Professional HYBRID Type-Sとは

HHKB Professional HYBRID Type-S US配列
HHKB Professional HYBRID Type-S US配列

異様に商品名が長いですが、この見出しが正式名称。

HHKB自体は株式会社PFUが製造販売しているキーボードで1996年から販売されています。

必要最低限のキーのみに絞り非常にコンパクトに仕上げつつ打ちやすさは変わらないように設計されたキーボードです。

主にエンジニアやライターなどキーボードを多様する職種から絶大な人気を誇っています。

人気の理由は主にはキーボードの入力方式が「静電容量無接点」となっている点が大きいです。

僕自身静電容量無接点の打ち心地が好きでRealforceかHHKBかで悩んでいましたし、前職ではRealforceをがっつりと使っていました。

HHKB Professional BTとの違い

以前までの無線接続のモデルは「Profession BT」でしたが今回は「HYBRID」と「Type-S」の文字がついています。

それぞれ変わった部分は以下です。

Professional BTProfessional HYBRID Type-S
接続方式BluetoothBluetooth / USB-C
静音性×
Bluetooth規格Bluetooth Ver3.0 Class2Bluetooth Ver4.2LE Class2

HYBRID

HYBRIDというのは接続方式の違いを指していて、BTのモデルはBluetoothだけでしたが、今作はUSB-Cでの接続が可能となっています。

またBluetooth自体の規格も最新のものになっているため、以前よりもより途切れにくくなっています。

最近のMacなどは端子が全てUSB-Cになっていたりするので最新規格のBluetoothとUSB-Cに対応していれば接続方式には困らなさそうです。

Type-S

Type-Sは打鍵時の静音性を意味しています。

もともとHHKBが採用している「静電容量無接点」自体そこまでうるさいものではない(スコスコという音)ですが、そこから更に30%打鍵音が小さくなっています。

実際Professional BTと比較しても前作はスコスコ音に加えて多少のかちゃかちゃ音がありましたが、Type-Sではかちゃかちゃ音が消えています

特にオフィスなど周りに人がいる状態で使う場合は打鍵音を気にされる方もいるので静音になったのは非常に良い結果だと思います。

HHKBをMacで使うための設定

HHKBをMacbookなどで使う場合最初にいくつか設定を行う必要があります。

これをやらないと「Deleteキーが反応しない」「日本語切り替えが行えない」といった事象が発生します。

HHKB利用時に必要な設定などを記載しておきます。

HHKB Professional Type-Sの初期設定
  • 背面スイッチ(DIP)の切り替え
  • macOS10.14以上へのアップグレード
  • HHKBドライバのインストール
  • Krabiner-Elementsのアップグレード(利用している場合)

背面スイッチ(DIP)の切り替え

HHKBではWinやMacに対応したり、キーをカスタマイズするために背面に物理的なスイッチが6つ付いています。

HHKBのDIPスイッチの説明(本体背面に記載)
HHKBのDIPスイッチの説明(本体背面に記載)

このスイッチを切り替えることでそれぞれの端末で利用可能となります。

Macで利用する場合スイッチ2をONにする必要があります。

スイッチ4〜6は好みに応じて設定してください。(自分は全部OFF)

スイッチ2だけをONにした状態
スイッチ2だけをONにした状態

この設定は電源をOFFの状態でやらないと反映されません。

※もし電源をONの状態で設定を切り替えてしまった場合は一度HHKBの電源を落としてから再度電源をONにすることで設定を有効化できます。

macOS10.14以上へのアップグレード

macOS10.14以上にアップグレードする
macOS10.14以上にアップグレードする

HHKB Professional Type-Sで対応しているBluetoothの規格に対応するためにOS自体も10.14以上(MojaveかCatalina)にしている必要があります。

HHKBのドライバのインストール

この作業自体は必須ではないとは思いますが、念のためにインストールしておきます。

インストールは以下のページからdmgをダウンロードして行います。

https://www.pfu.fujitsu.com/hhkeyboard/macdownload.html

Krabiner-Elementsのアップグレード(利用している場合)

僕は日本語と英語の切り替えに左右のCommandキーを割り当てていたりキーボードを複数使って入力したりするためにKrabiner-Elementsを入れています。

おそらくはOSのバージョンによってアップグレードが必要な場合があるので先ほどmacOS自体をアップグレードした場合はこちらも同様にアップグレードがないかを確認してある場合はアップグレードをします。

※僕はアップグレードしていなかったため、日本語の切り替えができませんでした。

HHKBの打鍵感はやはり最高

HHKBとMagicトラックパッドを使用
HHKBとMagicトラックパッドを使用

前職でRealforceを使っていて静電容量無接点の打ち心地のよさは知っていましたが、久しぶりに使うとやはり良いなと再実感しています。

現在はMacbookメインでキーボードもApple純正のMagicキーボードを使っていました。

マジックキーボード自体はそれはそれで軽くタイピングができて気に入っていたのですが、HHKBのスコスコ言う打鍵感を体験するとやはりこちらの方が良いと思ってしまいます。

キーを叩くのが楽しくなってどんどん文字を入力したくなるんですよね。

矢印キーなどFnと合わせて入力する項目に関しては慣れが必要ですが、キーを削った分コンパクトになって非常に収まりが良いのも評価したいポイントです。

自宅と職場で持ち運んで使う人がいるというのも納得のコンパクトさです。

持ち運ぶ場合は直接カバンに入れても全然良いのですが(実際職場の人はそうしている)丁寧に扱うのであれば専用のケースも販売されています。

HHKBのいまいちな点

慣れるとたいしたことないのですがMacbookのキーボードを使っていてHHKBに乗り換えた場合に少し気になった点などを記載しておきます。

  • 矢印キーの操作に慣れが必要
  • Deleteの位置がMac配列と違う
  • バッククォートの位置がMac配列と違う

と言ってもこのぐらい。

特にバッククォートはSlackでの引用だったりとかでよく使っていたので気になっただけで普通に文章を書く人にはそこまで影響は無いような気はします。

まとめ

Realforceと悩んでいましたが、最終的にはBluetooth対応かつコンパクトで持ち運びも可能なHHKBを選んでよかったなと思っています。

打ち心地も文句なしでこれからはHHKBを仕事でもプライベートでもガシガシ使っていこうと思っています。

僕が購入したのはUS配列モデルですが、日本語配列モデルももちろんあります。(こちらは矢印キーなどもあり)

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静音モデルに拘らないのであれば1モデル前のProfessional BTという選択肢もあり

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