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モバイルプロジェクターや中華製の安いプロジェクターが増えてきて今や家庭にプロジェクターを持っている人も増えてきました。
プロジェクターの大画面で楽しむ映画やドラマは贅沢の極みです。
本記事では動画コンテンツの中でも人気のNetflixの動画をプロジェクターで楽しむ方法について紹介します。
Netflixをプロジェクターで見る方法
Netflixをプロジェクターで見る方法は複数の方法があります。
この記事では代表的な7つの投影方法を紹介するので自身が実現しやすい方法でやってみてください。
紹介はオススメ順に紹介しています。
- Fire TV Stickで投影
- Android搭載プロジェクターで投影
- Chrome Castで投影
- iPhoneやiPadの画面をプロジェクターに投影
- PCの画面をプロジェクターに投影(HDMI)
- Macの画面をプロジェクターに投影(AirPlay)
- PS4やWiiU、XBOXなどのゲーム機で投影
1.Fire TV Stickで投影
プロジェクターを利用するなら合わせて買いたいモノとして最もオススメしているFire TV Stickを利用することでプロジェクターでNetflixを楽しむことができます。
僕も普段プロジェクターでNetflixを見るときはFire TV Stickを利用しています。
Fire TV Stickはプロジェクターに接続するだけでNetflixやAmazonプライムビデオ、Huluなどのストリーミングサービスが利用可能となります。
Netflixを利用しているけど他の動画配信サービスも一緒に楽しみたいという方にはオススメの商品になります。

音声による動画の検索などもできるので使い勝手もかなり良いです。
2.Android搭載プロジェクターで投影
Netflixをプロジェクターで投影したいと思っていてまだプロジェクターを買っていない場合はプロジェクター自体にAndroidが搭載された機種を買うのがオススメです。
Android搭載というのは簡単に言うとプロジェクターにスマホで使っているようなアプリのインストールや利用が可能と言う意味合いになります。
Android搭載のプロジェクターであればわざわざFire TV Stickを買ったりiPhoneとかをケーブルで接続しなくてもプロジェクター単体でYoutubeやNetflixなどを楽しむことができます。
Android搭載機種は現状モバイルプロジェクターに多いです。
今買うならAnkerの製品かXGIMIの製品がオススメです。
非常にコンパクトなサイズ感ですが、解像度が高く、昼間でも視聴可能な明るさでの投影が可能であり、さらに投影角度や焦点の自動調整などかなりのハイスペックなプロジェクターになります。
3.Chrome Castで投影
Chrome CastはGoogleが製造・販売しているストリーミング端末でFire TV Stickと同様にNetflixやYoutubeなどの各種動画配信サービスをプロジェクターで観賞可能にしてくれる製品になります。
ただ使い勝手がいまいちだったり接続が安定しなかったりするので個人的なオススメとしては先ほど紹介してFire TV Stickになります。
Chrome Castを既に持っている人はこちらを利用するのが良いですが、今からFire TV StickかChrome Castを買うのであればFire TV Stickの方がオススメになります。
4.iPhoneやiPadの画面をプロジェクターに投影
Fire TV Stickよりもっと簡単にしたいと言う場合にはiPhoneやiPadを直接プロジェクターに接続してしまうのが簡単な方法になります。
接続するためにはiPhoneのライトニング端子とプロジェクターのHDMI端子のアダプターの購入が必要です。
(このアダプターが高いのがデメリット。。Fire TV Stickの方が安い。)
ただし、この方法であればiPhoneやiPadでNetflixが見れる状態であればWifiがなくてもプロジェクターに投影しての視聴が可能です。(Fire TV StickやChrome CastなどはWifiの環境が必要)
そのため、Wifiがない環境下の場合はこの方法も検討すると良いかと思います。

そうすれば、iPhoneやiPadでNetflixを再生してそれをプロジェクターに投影させることが可能となります。
再生中はiPhone側の画面は固まったままでプロジェクター側でのみ動画が再生されます。

なお図にも記載していますが、アダプタとプロジェクターの接続にはHDMIケーブルが必要になるのでそちらも購入が必要です。
5.PCの画面をプロジェクターに投影(HDMI)
PCを保持している場合はHDMIケーブルでプロジェクターに接続するだけのPCの画面をプロジェクターに投影が可能です。
PCでNetflixやYoutubeを再生すればそれがそのままプロジェクターに投影できます。
必要なものはHDMIケーブルのみです。(PC側にHDMIケーブルの接続口がなければ別途アダプターは必要になります。)
ただし、この場合映像をプロジェクター側で投影することができますが、音声はPC側から再生されるため、PCの音声をBluetoothなどでスピーカーに接続する必要があります。
6.Macの画面をプロジェクターに投影(AirPlay)
Macを使っていればAirPlayでブラウザを投影することで再生も可能です。
iPhoneでAirPlayを使ってNetflixのアプリから再生使用とすると再生できませんが、PCのブラウザからだと問題無いようです。
Netflixは再生端末が正確に判断できなくなるためAirPlayの対応を辞めたとされていますが、ブラウザなどを経由した場合はAirPlayでの再生も可能なようです。
※ブラウザでの再生の場合は再生端末をPCとして判定してすることができるから再生できるのかと思います。iPhoneもブラウザでの再生ができれば同様の理屈でAirPlayが可能でしょうがブラウザでの再生自体が制限されています。。

7.PS4やWiiU、XBOXなどのゲーム機で投影
iPhoneやiPad、PCなどと同様にNetflixが再生可能な端末があればそれらの機種をHDMIケーブルでプロジェクターに接続すればプロジェクター上でNetflixの視聴が可能です。
各端末での視聴方法はそれぞれ公式サイトを参照してください。

Netflixがプロジェクターで映らない原因
上記でプロジェクターでNetflixを見る方法に関していくつか説明しました。
続いて上記の対応の中でもプロジェクターが映らない場合に考えられる原因についても記載しておきます。
非純正(MFi非認証)アダプターを使用していないか

iPhoneなどをプロジェクターに接続する際のアダプターをApple純正のものではなくサードパーティー製のものを利用している場合に再生できないことがあります。
サードバーティー製と言ってもいろんなメーカーが製造しており、その中でもMFi認証のついた製品以外を利用している場合にNetflixなどの一部のアプリが投影できなくなるようです。

※MFiはMade For iPhone/iPad/iPod の略でAppleが定める性能基準を満たした製品であることの証明になります。
この場合は純正アダプターもしくはMFi認証のついている製品を利用するか別の接続方法を試す必要があります。
iPhoneからAirPlayでNetflixの再生はできない
AirPlay対応のプロジェクターであればiPhoneの画面投影はAirPlayが簡単ですが、2019年からNetflixはAirPlayの対応を辞めています。
そのため、現在はiPhoneをミラーリングした状態でNetflixのアプリから動画を再生しようとすると以下のエラーが表示されます。

エラー内容的にはiPhoneの再起動やNetflixアプリの最新化で治るとされていますが、自分の場合は最終的に上手くいきませんでした。
この場合はFire TV Stickなどで再生をするかiPhoneを直接HDMIで接続できるアダプターを購入する必要があります。
まとめ
今回はNetflixをプロジェクターで見るための複数の方法を解説しました。
最もオススメなのがFire TV Stickでの視聴です。
Netflixだけでなくありとあらゆる動画配信サービスをプロジェクターで視聴可能になります。
また、シンプルにやりたい人はiPhoneとプロジェクターを直接接続してiPhoneの映像をプロジェクターに反映させるのが良いです。
快適なプロジェクター生活を楽しみましょう。