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スタンディングデスクをDIYするために購入したXiaomiのオシャレなコードレス電動ドライバーを紹介します。
DIYでは単純にネジを絞めるだけではなく木材に穴を開ける必要もあったため、木工ドリルセットも合わせて購入しました。
ドライバーを買う際にマキタ(Makita)やボッシュ(Bosch)などを購入される人も多いですが、個人的には見た目が明らかな工具感があり少し抵抗を持っていました(工具の玄人感も良いと言えば良いですが)。
そんな際にこちらの電動ドライバーを見つけてスペックや価格的にも良さそうだったので購入することにしました。
Xiaomi Miコードレス電動ドライバーの付属品

まず、パッケージはシンプルでオシャレな感じです。
Xiaomiの製品もスマホやロボット掃除機など日本でもよく見かけるようになりましたが、どれも最近のオシャレなデザインのトレンドを踏襲していて安心して購入できます。
少し見にくいですが、箱の裏面には製品のスペックが記載されています。

収納ケース付きでシンプルに扱いやすい
パッケージを開けると中から収納ケースに入った本体が出てきます。

収納ケースもかっちりとした形でかつコンパクトで良い感じです。
変にロゴだったりデザインも入っておらず真っ黒というのもシンプルで良いですね。
本製品の付属品は収納ケースの中に全て入った状態になっています。

全て取り出すとこんな感じです。

付属品も必要なものがシンプルについています。
- ドライバー本体
- スクリュービットボックス
- スクリュービット x 12
- 6cmエクステンションロッド
- 充電ケーブル(USB-C to USB-A)
- 取扱説明書
- 収納ケース
※ACアダプターは付属していないので別途用意する必要があります。

本体は手のひらサイズで非常にコンパクトです。
触った感じはマットな質感で指紋などもつかなさそうな綺麗な見た目になっています。
USB Type-Cの充電口に対応している点が◯

本体の底面にUSB-Cの充電口があります。
充電中はUSB-C差し込み口すぐ下のLEDが赤く点灯します。

背中には下の方にさりげなくロゴが入っています。
上の部分はダイヤルになっておりドライバーの回転方向を設定できます。(右回り左回り)

このダイヤルをRに設定するとネジを絞める方向、Lに設定するとネジを緩める方向に回転します。
ネジを絞めるのも外すのもこれ1本で簡単に行えます。
真ん中に設定しているときはドライバーが回転しない状態になります。

ドライバーの先端に付属のスクリュービットが取り付け可能です。
ドライバーのトリガーを引くと先端に付けられたLEDが点灯します。
これのおかげで暗い部分などでも明るく照らしながら作業を行うことができます。

スクリュービットは12個付属しており、一般的なネジや六角などを回すことが可能です。

また、6cmのエクステンションロッドがついているため、利用することで細い部分のネジも回すことが可能となっています。
Xiaomi Miコードレス電動ドライバーのスペック
まずは本体等に記載のある公式のスペックを紹介します。
項目 | 値 |
---|---|
本体サイズ | 124 x 130.5 x 42 mm |
本体重量 | 350g |
充電時間 | 120 – 180分 |
電池容量 | 2000mAh |
電池タイプ | リチウムイオン電池 |
回転速度 | 200rpm |
最大トルク | 5N.m |
ビットサイズ | C6.3 x 25mm |
定格電圧 | 3.6V |
充電端子 | USB Type-C |
フィリップス/アレン | PH1/PH2/PH3/H3/H4/H5 |
スタンダード/トルクス | SL4/SL6/T15/T20/T25 |
ポジドライブ | PZ2 |
ざっくりと特徴を説明すると、フル充電の状態で約180個のネジを絞めることが可能なバッテリー容量のようです。
また、ドライバーの強さを表すトルクですが、5N.mは電動ドライバーとしては普通かちょっと強いぐらいの位置です。
5N.mのトルクの強さでどこまで作業ができるか
インパクトドライバーと呼ばれる製品になると価格にもよりますが、20〜140N.mぐらいになります。
トルクが強い方がネジを固く占めたり、硬い木材にネジを埋め込んだりすることができます。
どこまでのトルクが必要かは完全に用途によります。
僕自身は以下の用途で電動ドライバーを使いましたが、特に問題はなかったです。
- 家の扉のねじ締め
- スタンディングデスク組み立て時のネジ締め
- タモ集成材に深さ1.5cm、幅9mの穴空け
一般的に硬い木材と言われているタモ集成材にこの本体+木工ドリルビットを用いて穴を空けましたが穴あけ自体は問題ありませんでした。
ただ、実際に作業して思ったのは以下のような点です。
- 硬い木材だと穴を開けるのに時間がかかる
- 本体をしっかりと両手で固定しないとブレる恐れがある
実際にドライバーを利用して穴を開けたりしているのは動画にしているので気になる方は見てみてください。
トルクが強すぎると下手するとネジ穴を潰してしまったりもするので木材に直接ネジを打ち込むなどの用途以外だったらこの製品でほぼほぼ事足りるのかなと思いました。
まとめ
デザインに惹かれて購入した商品でしたが、実際にDIYで使用してみて本当に買ってよかったと思いました。
収納ケースはシンプルで扱いやすく本体も軽く十分なパワーで木材への穴あけもできました。
ビットの規格も一般的で他社製品のアタッチメントを使うこともできて満足です。
この手の製品には珍しいUSB TypeCにも対応している点も高評価。
日常的なねじ締めや簡単な木材のDIYにはこれがあれば対応できるのでそういった用途で検討している人にはお勧めしておきます。