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シャープの加湿空気清浄機「KC-J50-H」レビュー|コスパ良しのエントリーモデルの実力調査

この記事を読むのに必要な時間は約 10 分です。

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Amazon Black Fridayのセールで安くなっていたのでシャープの加湿空気清浄機「KC-J50-H」を購入しました。

購入した目的としては大きくは以下の2つです。

  • エアコンの暖房をつけると空気が乾燥するので加湿したい
  • 花粉の季節に備えて空気清浄機を使いたい

直近の問題としては上の「空気が乾燥するので加湿したい」という点です。

同じような悩みを持って購入を検討されている方の参考になればと思います。

シャープの加湿空気清浄機「KC-J50-H」とは

シャープが販売している加湿空気清浄機のエントリーモデルです。

中でも性能とコストのバランスが良いとされているのが「KC-H50」シリーズとなっており、「KC-J50」というのはその後継機種となっています。

シャープの加湿空気清浄機ラインナップ

機能的にはKC-H50と同等で本体が少しスリムになっているのが特徴になります。

上位機種との違いは以下のような点が挙げられます。

  • プラズマクラスターの濃度が低い
  • 付着物の清浄ができない
  • 対応畳数が少ない
  • 加湿量が少ない
  • COCORO AIR(AI)未対応

プラズマクラスターの濃度に関しては低いといってもタバコや花粉、アルコールなど一通りの匂いの浄化や消臭には対応しており、基本的な機能としてはエントリーモデルでも十分となっています。

ソファやカーペットなど空気中以外に対しても効果的に清浄したい場合は上位機種を選ぶ必要がありますが、実際そこまでの対応不要な方には必要ありません。

僕が加湿空気清浄機を導入するのが加湿と花粉対策なのでその用途であればエントリーモデルで十分満たしているわけです。

シャープの加湿空気清浄機「KC-J50」の加湿機能

最初とりあえず自動運転で加湿を回していましたが、同時に暖房も付けていると加湿量よりも暖房による乾燥量の方が多いらしく空気がだんだんと乾燥してしまいました。

よくよく仕様などを見てみると、KC-J50の加湿量は「最大500ml / h」となっていますが「運転モード:強」の場合となっています。

KC-J50の加湿機能
KC-J50の加湿機能

このあたりはよく読まないとわからない情報なので要注意ですね。

ちなみにこのモードによって結構運転時の騒音が変わるのでそこも注意です。

  • 静音:ほぼほぼ運転音は聞こえない
  • 中:動いていることがわかるぐらい運転音が聞こえる
  • 強:運転音がうるさい

ちなみに自動運転の場合、運転音自体は静音に近い状態が多いので加湿自体もおそらく静音レベルでしかされていないのではないかと考えられます。

給水タンクの容量は約2.5lですが、だいたい2日程度で空っぽになります。
(実際どのタイミングで空っぽになったかは不明。給水ランプが点滅しているのに気付くのがだいたい2日程度経った頃)

給水ランプの不具合はおそらく仕様

我が家のKC-J50|色はグレーにしました
我が家のKC-J50|色はグレーにしました

KC-J50のレビューでタンクが空っぽになっても給水ランプが点滅しないという報告をちらほら見かけたのですが、よくよく説明書を読むとこんな記載があります。

加湿「入」で運転中にタンクの水がなくなると、給水ランプが点滅し、加湿せずに空気清浄運転を続けます。(適した湿度になっているときは赤色に点滅しません)

KC-J50 取扱説明書 P.11

特にこの()書きの部分ですね「適した湿度になっていると気は赤色に点滅しません」ここの仕様のせいでタンクの水が無くなっても給水ランプが点滅しないと言うレビューに繋がっているような気はします。

タンク空っぽになったら適した湿度かどうか関係なく給水ランプ点滅させてほしいと言うのがメーカーへの願いですね。(その方が作り的にも簡単では、、、?)

ちなみに「適した湿度」と言うのは同ページに記載があります。

お部屋の温度適した湿度
〜18℃65%
18℃〜24℃60%
24℃〜55%

また、注意書きとして以下のような記載もあります。

風量「静音」・「中」・「強」時はお部屋の温度・湿度によらず連続加湿します。

少し仕様がややこしいですが、こんな感じのようです。

僕自身は購入してすぐにお任せ運転にしていて2日毎ぐらいに給水ランプが点滅していたのでちゃんと動くやんと思っていたのですが、その次は給水ランプが点滅しなかったのでなぜだろうと取扱説明書を読んで発見したのが上の説明でした。

加湿を重要視する場合は給水ランプだけに頼らずにある程度目視でタンクの水の量をチェックすると良さそうです。

タンクの水の量自体は横からみると一目で分かるので少し意識するだけで無くなったタイミングはすぐに分かるようになります。

初期設定はフィルターをつけるだけの簡単仕様

初期設定は付属しているフィルターの封を開けてセットするだけです。

このフィルターと言うのが10年間交換不要な静電HEPAフィルターと脱臭フィルター、プレフィルターと呼ばれるものです。

  • フィルターを開封してセット
  • 給水タンクに水をセット
  • 「おまかせ」運転で自動で適切な空調に
本体にセットされているフィルターを取り出す
KC-J50の後ろ側
KC-J50の後ろ側

最初は各フィルターが封に閉じられた状態で本体にセットされています。
そのため、まず本体からフィルターを取り出します。

取り出したフィルターを開封
本体に内臓している2つのフィルターとカバー
本体に内臓している2つのフィルターとカバー

2つのフィルターはビニールに包まれているため取り出してビニールを開封してからまた同じようにセットします。

静電HEPAフィルターをセットする
KC-J50に静電HEPAフィルターをセット
KC-J50に静電HEPAフィルターをセット

まず白い紙のようなフィルターをセットします。
白いタグのようなものが上で正面側に来るようにセットします。
このフィルターが空気の埃や花粉などを濾過して綺麗にしてくれるフィルターです。

脱臭フィルターをセットする
KC-J50の脱臭フィルター
背面カバーをつけてプレフィルター用のテープをつける
背面のカバーにプレフィルター用のテープを接着
背面のカバーにプレフィルター用のテープを接着

内臓させるフィルターは上記の2つで最後にカバーの上にプレフィルターを装着します。
装着させるために付属の片面が接着、片面がマジックテープのような接着用のテープを背面カバーにつけます。

プレフィルターをセットして準備完了
KC-J50にプレフィルターを設置
KC-J50にプレフィルターを設置

このプレフィルターの見栄えが非常に悪いのですが、まずこのフィルターで大きな埃などを取り除くことで内部のHEPAフィルターの寿命が延びます。
また背面なので基本目には入らない部分なのでとりあえずこんな感じでセット完了です。

フィルターのセットが完了したら次に給水を行います。

給水は空気清浄機の横に付いている給水タンクを取り外して行います。

また給水が必要かどうかは横から見ると給水タンクのどこまで水が入っているかが確認できるのでそれを目安に行います。

KC-J50の給水タンク
KC-J50の給水タンク

給水タンクの取り外しは簡単で指を引っ掛けて取り外します。

KC-J50の給水タンクの取り外し
KC-J50の給水タンクの取り外し

給水タンクの容量は約2.5lとなっているので、スペック上は風量「静音」だと約13時間、風量「中」だと6時間、「強」だと5時間で空になる想定です。

※実際にはお任せ運転などをすることが多いので1〜2日程度は持ちます。

我が家での加湿空気清浄機の使い方

音がうるさいだったり、加湿が弱いだったりと悪いレビューも付いている本機ですが、個人的には以下の使い方で割と満足して使っています。

  • 基本はおまかせ運転
  • 寝るときはおやすみモード+パネル表示消灯
  • 乾燥したときは風量を「中」で加湿強化
  • 給水タンクはたまに目視でチェックして給水

おまかせ運転にしておけば基本的には空気清浄や湿度管理は問題ありません。

家に帰ってきてしばらくするとにおいセンサーが反応して強運転になったりもしますが、基本的には静かに動いてくれています。

暖房などをつけて部屋が乾燥しがちなときは加湿性能を高めるために風量を「中」にして400ml / hourの加湿性能を活用しています。

夜寝るときには静かにねれるように風量を「おやすみ」に設定して「パワフル吸じん」ボタンを長押ししてパネルの表示を消灯させています。

これで寝てる間も静かに加湿してくれます。

給水タンクが空になっても適切な湿度である場合には給水ランプが点灯しないため、たまに目視で給水タンクをチェックしてます。

レビューまとめ

ざっくりと箇条書きでまとめておきます

  • 大きさ:加湿空気清浄機としてはコンパクト
  • 見た目:グレーはシックでおしゃれ
  • 光:パネル表示は消灯が可能で問題なし
  • 音:静音やおやすみモードは静かで良い
  • 加湿:意図的にモードを変えないといけないので△
  • 空気清浄:花粉の時期に再チェック
  • 消臭:良さそう
  • 集じん:良さそう

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