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Macbook Proに対応した小型のUSB-C電源アダプタを探していたら見つけたのが今回紹介するRAVPower 61W PD Pioneerです。
Macbook Proと常に一緒に持ち運ぶ電源アダプター。
純正のアダプターって以外と大きいんですよね。。
もちろん小型の電源アダプター自体も販売はされていますが、Macbook Proの純正アダプターと同一の出力(61W)のものは手頃なものがありませんでした。
今回ついにRAVPowerからPD対応の61W小型アダプターが販売されました。
RAVPower 61W PD電源アダプタの外観
Macbook Proの純正アダプタと同一の61W出力かつ小型ということで早速外観から紹介していきます。

親指と人差し指でつまめるサイズの評判通りに小さいアダプターです。
USB-C PD対応であることがしっかり明記されています。

Macbook Proの純正アダプタと比較しても小さい
実際にMacbook Proのアダプターと比較するとその小ささが際立ちます。
厚さはほぼ同じですが、全体的に小さいです。

以前にも小型のものが発売されていたりしましたが、電源プラグが折りたためなかったりしていたので、実質この製品がMacbook Pro用の小型アダプターの定番になるかと思います。

本体にはUSB-Cのケーブルは付属していないため、持っていない方は別途購入が必要です。
RavPower 61W 電源アダプタの充電速度
実際に充電速度を測ってみました。
ちょうど使用していたMacbook Proの充電が4%になっていたのでフル充電までの時間を測ってみました。
なお、リアルな時間を計測するため充電しながら複数のブラウザやエディターを開きながら作業していました。
Macbook Proが2時間弱でほぼフル充電
充電開始時が4%で開始時刻は10:20、充電が96%になったのが11:59となりました。
約1時間40分で90%以上充電できているので純正とほぼ変わらない速度で充電できています。


以前に30W程度のアダプターを購入したこともありますが、流石に30WではMacbook Proの充電はできず%をキープできるか少しずつ減るという状態だったのでこの結果には大満足です。
RAVPower 61Wは次世代半導体素材Gan(窒化ガリウム)採用
RAVPower 61W PD対応アダプタがここまで小型化できたのも最先端の技術が利用されているためです。
具体的にはGaN(窒化ガリウム)が利用されています。

従来の電源アダプタはSi(シリコン)を採用していましたが、発熱が問題となっており小型化ができない状態でした。
そこでGaN(窒化ガリウム)を採用することによってこ発熱の問題を解決し、ここまでの小型化が可能となりました。
モバイルバッテリーなどで人気の高いAnkerもGaNに着目しており、実際にGaNを利用した電源アダプタを開発・販売しています。
上記の製品もGaNを採用して60Wに対応していますが、小型化という面ではRAVPowerに劣ります。
そのため、現状では高出力小型アダプタの中ではもっとも買いの製品です。
RAVPower 61W PD対応電源アダプタレビューまとめ
- 次世代半導体素材GaNを利用して小型化を実現
- MacBook Proの純正アダプターと同出力で大きさは半分
- PD対応でMacbook ProだけでなくiPhoneやNintendo Switchも充電可能
現時点ではMacbook Proの電源アダプタとしてはベストな選択と言えそうです。
サイズ、重量、機能面などどれをとっても買いです。