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引っ越しに伴ってロボット掃除機を探していたのですが、その際にコスパが良いと評判のあったルンバe5を購入しました。
この記事では実際に購入時に調べた情報や購入後3ヶ月間使ってみて感じたメリットやデメリットについて記載していきます。
ルンバの購入を検討されている方の参考になればと思います。
本記事で説明すること
- ルンバe5って実際どうなの
- ルンバe5は他機種と比べてどうなの
ルンバ e5の特徴と他モデルとの違い
ロボット掃除機の代名詞にもなりつつあるルンバですが、現在5機種が販売されています。
簡単な比較表を載せておきます。(クリックで拡大できます)

ルンバe5は比較的新しく発売された機種で価格と機能のバランスが非常に良いです。
ざっとルンバe5の特徴をあげるとこんな感じになります。
- 上位機種と同等の吸引能力
- スケジュール機能で自動清掃が可能
- ダストカップが水洗い可能
- 稼働時間が最長の90分間
- 価格が安い
各機能についても簡単にみていきます。
吸引力は上位モデルと同等の能力

ルンバe5は上記機種ルンバ980と同様のクリーニングシステム(AeroForce3段階クリーニングシステム)を搭載しており、吸引力は同様の5倍(ルンバ 643と比較して)の性能を誇っています。
ルンバi7が発売されるまでは最上位機種であった980と同等の吸引能力がエントリーモデルとして搭載されたのがルンバe5。
ルンバ980は発売当時は10万越えの価格だったのでそれが半額以下で搭載されているのでコスパで考えるとかなりお得。
スケジュール機能で自動清掃が可能

ルンバe5はアプリに対応しておりアプリ上で清掃のスケジュールを設定することが可能です。
実際に僕は平日仕事に行っている間に掃除が行われるようにスケジュールを設定して活用しています。これがほんと便利。

そのため普段は仕事に行っている間に勝手に掃除が行われるようにスケジュールを設定しているため、特段掃除を意識しなくても常に部屋が綺麗に保たれています。
ダストカップが水洗い可能

ダストカップは1週間もすると結構ホコリがたまるので週一程度で清掃が必要になります。
ただその際もダストカップは取り外しが可能で水洗いもサクッとできるので手入れ自体も簡単です。
僕は普段は気が付いたタイミングでホコリだけゴミ箱にざっと捨てているだけですがすごくお手軽。
ゴミ捨てするとき毎回思うのですが、そんなにホコリ溜まってるのってぐらいダストカップがパンパンになってたりします。
ルンバ導入してなかったらフローリングめちゃくちゃ汚いんだろうなと。ダストカップ洗うたびにルンバ買ってよかったと本当に思います。
稼働時間が最長の90分
正直稼働時間の長さ自体がそのままメリットにつながる訳ではないですが、スペック上の特徴としてこれはあげています、
後述しますが、ルンバe5はCleanMapなどにも対応していないため、清掃は結構ランダムに行われます。
そのため、日によっては15分程度で清掃が完了する日もあれば60分かけて清掃する日もあります。


最長90分あればだいたい掃除が完了するよねという安心感はあります。
価格が安い
現行機種の中では価格は下から2つ目の約5万円程度。
実際自分が購入した時はちょうど5万円で購入してます。

この価格帯で清掃能力が1.5倍程度している上位機種と同等なのでそこは本当にお買い得感があります。
実際に使ってみても評判の高さには納得しています。
ルンバ e5の不満点・デメリット
良いところをざっとあげたので3ヶ月使って感じた不満点やデメリットなどについても記載していきます。
正直この部分はルンバ e5だからというよりロボット掃除機全般にも関する内容も含まれるため、そこを理解した上で読んでもらいたいです。
- 清掃がランダム過ぎて毎回全体を綺麗にする訳ではない
- ルンバのために掃除が必要
清掃がランダム過ぎて毎回全体を綺麗にする訳ではない

ルンバe5は上位機種と違ってカメラなどがついておらずClean Mapにも対応していないため、どこをどのように清掃しているかがわかりません。
実際に清掃しているシーンをみていることも何度かあるのですが、動きは結構ランダムでよく掃除してくれるところとあまり掃除してくれないところというのが会によってはあります。
1週間などの通しで見るとだいたい全体を満遍なく掃除してくれているのでそこに対しての不満などは全くないのですが、もう少し賢く掃除してくれたらなという思いはあったりはします。
ここに関しては上位機種のiAdaptビジュアルローカリゼーション機能がついた機種であれば解決できるところになるのかなと思います。
ルンバ900シリーズとi7シリーズはルンバ本体にカメラとフロアトラッキングセンサーが搭載されており、部屋全体を認識して今どこにいてどの部屋がまだ清掃されていないかの判断が行えるようになっています。
そのため、一部屋ずつしっかりと清掃し、また充電が切れそうになったら自動でホームベースに戻り充電が完了したらまた残りのエリアを掃除しに行くという仕組みになっています。
ルンバe5は一度ホームベースを離れたら掃除できるところをひたすら巡ってある程度掃除が完了したと思ったらホームベースに戻ってきて掃除終了となります。
そのため、寝室とリビングは掃除してくれたけどキッチンまで行ってくれなかったということもあります。
ルンバのために掃除が必要
これは友人間でもよく聞くしルンバのどの機種でもというかロボット掃除機全般で聞く話ですが、ルンバは基本障害物があったら避けて掃除するので掃除して欲しいエリアは基本的には床にものが置いてあってはいけないです。
また、紙切れなどであれば特段問題なく掃除してくれるのですが、その場合紙切れがルンバのローラーに巻き込まれてぐしゃぐしゃになります。
また、ルンバ e5は段差などに落ちてしまうと動けなくなってしまうため、家の中に段差のあるエリアには入れないようにしておくかセンサー(バーチャルウォール)を設置する必要があります。
まとめると以下のような感じですね。
- 掃除したいエリアの床にものを置かない
- 大事な書類などはルンバの手の届かないところに置く
- 段差などのあるエリアに入れないようにする
実際にはどのようなロボット掃除機でも不満点などは出てくると思っています。
その上でルンバe5は個人的には十分満足できる買い物だと思っていますし、故障などしたらすぐに新しいのを買うだろうと思うほど生活に必要な製品になっています。
ルンバ e5のお手入れなど
ルンバe5の特徴や不満点など記載しましたが、ここからは実際に使っていく際に必要なお手入れなどを記載していきます。
ここでより日常で使っていくイメージを持っていただければと。
ルンバのダストカップの掃除は最低週1は必要

ルンバが吸い込んだほこりなどはルンバのダストカップに溜まっていくためそれを定期的に捨ててあげる必要があります。
そのため、最低でも週に一度はダストカップの清掃が必要です。
清掃と行っても毎回水洗いが必要かと言われると特段そんなことはなく、ほこりをぽいっと捨てるだけでOKです。
取り外しは簡単で本体側面の取り出しボタンを押すと本体から外れます。

この中にゴミやほこりが溜まっています。
ここもダストカップ上部のボタンを押すと蓋が開いて手を汚さずに簡単に捨てることができます。

あとはこのままゴミ箱にぽいです。
僕自身2ヶ月ほどは水洗いとかも特にはせず溜まったほこりを捨てるだけでした。
ルンバのブラシの掃除は月に一度は必要
普段はダストカップのほこり捨てるだけで問題ないですが、ダストカップ以外にも掃除してあげないといけないところがあります。
それが隅っこのほこりをかき出すルンバの手になっているエッジクリーニングブラシと実際にゴミやほこりを吸い込む部分に使われているデュアルアクションブラシです。
ルンバのエッジクリーニングブラシは下の画像の物です。
ルンバが移動するときにこのブラシを使って隅っこのゴミやほこりをかき出して吸引していきます。

ここに髪の毛などが絡まりやすいので絡まってたら手で取ってあげます。
もう一つのブラシが吸引口にある緑と黄緑の2つのブラシです。
このブラシは簡単に取り外しが可能です。

ブラシの先に髪の毛が絡まってたりするのでこれも取ってあげます。

ブラシ類の掃除はこれだけでOK。
ダストカットフィルターは3ヶ月に一度は交換が必要
基本的な掃除はダストカップとブラシの掃除だけですが、3ヶ月に一度程度はダストカットフィルターの交換が必要です。
ここに結構ほこりが溜まってくるのでその場合に交換が必要になります。
購入時には本体に一つと予備で一つ付いてくるので半年間は使えますが、それ以降はルンバの性能を保つためには交換が必要なります。
正規品は少し高いですが、互換性のある製品もあります。
ちなみにブラシ類も基本は交換不要ですが、消耗してきた場合には交換することも可能です。
まとめ
ルンバe5のレビューでした。
僕の家では掃除関連は基本はルンバに任せて、段差があってルンバが掃除できないところや気が付いたタイミングで掃除するときにはダイソンのハンディクリーナーを使用しています。
ルンバのおかげでリビングと寝室は手動で掃除機をかける機会はほぼなくなりました。
ルンバe5は掃除の効率はそこまでよくないかもしれませんが、十分に綺麗な状態を保てています。
現在販売されているラインナップの中では間違いなく買いの製品です。
コスパの良い製品を探しているならルンバ e5、予算に余裕があるのであればゴミ捨てが月一程度で済むルンバi7+が良いのではないかと思います。