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社会人になって初めてミラーレスカメラを購入して早4年。。。
SONYの最新ミラーレスにようやく買い換えました。
GWにちらほら使ってみての感想ですが、やっぱいいですねー!!
EVF、サイレントシャッター、タッチフォーカス、AFMFの切り替えなどなど。
細かいところまでいじれるのが良い!形も持ちやすいし。
初めてのミラーレス一眼はSONYのNEX5T
なんとなーく、カメラが欲しいなと思って探し始めて出会ったのがSONEのミラーレスカメラNEX5Tでした。
この頃は軽くて持ち運びやすそうという理由で一眼レフでは無く、ミラーレス一眼にしましたが、この選択はかなり正解だったと感じています。

ちなみにNEX5自体も買った当時は型落ちの状態でした。(その頃はα6000が最新)
初めてのミラーレスということもあり、予算抑え気味で当時評判の良かったNEX5を購入しました。正直買った当初はカメラについての知識も無く、適当にAUTOで撮っていて、スマホより綺麗だなー。ぐらいの感想しかありませんでした。
初の単焦点レンズ購入|SIGMA 19mmF2.8
ミラーレスは購入してから1年ほどは標準のズームレンズを使用していました。今思えば早いとこ別のレンズを買っておけばもっと早くにカメラにハマったかもなーとは思いますが、標準レンズでも普通にスマホよりかは綺麗に撮れるのでそこまで気にしてなかったんですよね。。
ただ、単焦点レンズとかは地味に気になってました。ミラーレスカメラと言えば背景をボカしたような写真のイメージがあって、それを撮影できるのが単焦点レンズだと思っていたので。
実際には単焦点レンズ以外でも背景ボカしたりできるのですが、その頃は単焦点じゃないと!と思っていました。

そして、旅行に行った際にレンズが壊れたことをきっかけに初めてレンズの購入を考えました。
修理よりレンズ購入の方が安かった
落下による物損だったので修理は費用がかかるとのことでした。実際に見積もってもらったところ、かかる費用は1万円強。。。カメラとレンズのセットで4万円程度の製品を買ったので、修理に結構お金がかかるなーと感じました。
そこで新しいレンズを買うことも検討しました。そしたらNEXに対応しているEマウントの単焦点レンズ探してたらSIGMAの安いやつで1万6千円程度のがあったんですよ!
どうせ修理に1万もかかるならこの際買い換えようと思って上記のレンズを購入しました。ちなみにカメラ購入時に付属していた標準のズームレンズは以下の商品になります。
違いを簡単に説明すると、
- レンズ機構:単焦点かズームレンズか
- 開放F値の違い:2.8通しか3.5か
- 価格:SIGMAのレンズがSONYの約半額
SONYのズームレンズは16−50mmの範囲でズームが可能なので、SIGMAの19mmもカバーはしているのですが、単焦点はその焦点距離においてはズームレンズより綺麗に撮れるという特徴があります。(一概にはそう言えませんが)
またSIGMAはF値が2.8と小さく、SONYのレンズより明るく、ボケやすいレンズになります。F値とかは以下記事を参考にしてください。

レンズ沼とやらを理解する

SIGMAのレンズ使い始めてから写真を撮るのが楽しくなりました。なぜなら、標準のズームレンズより遥かに綺麗な写真が撮れるようになったからです。F値の小さいレンズを活かした「THE一眼っぽい背景をぼかした写真」も撮れるようになり、写真の腕が上がったかのような錯覚にまで陥ります。。
この頃になってようやくF値やシャッター速度、ISO、WBなどの設定を調整しながら撮るようになりました。ここまで分かってくると、今度はいろんなレンズで撮りたくなるんですよねー。。。

SEL50F1.8|コスパ最高と評判の単焦点レンズ購入
SIGMAのレンズ買ってから半年ぐらいですかね、、次のレンズを購入しました。笑
購入したのはめちゃめちゃ評判の良い以下のレンズ。
何が良いかって、ポートレートなどで使い勝手の良い焦点距離50mmでF値1.8とかなり明るいレンズ!!さらに値段もお手頃価格という3点攻め!!!
レビューの評判も良く、作例も多く上がっていたので、これは間違いない!と思ってポチりました!!!
結果、大正解!

焦点距離の関係上、集合写真とかは広く撮ることは出来ませんが、小物を撮る時や動物、人など、主役が一つに決まっているものを撮る時の描画力は素晴らしいです!
これはSONYのミラーレス買うならぜひとも持っておきたいレンズだと思います!!
SEL24F18Z|広角単焦点の神レンズ購入

50mmF1.8を使いだしてからやっぱり明るいレンズっていいなーと思うようになりました。
レンズ沼というのは怖いもので50mmという焦点距離においては十分満足出来ていたのですが、欲が出てきてもう少し広角でも明るいレンズが欲しいなと思うようになります。
もちろんSIGMAも19mmF2.8と広角かつそれなりに明るいレンズではあるのですが、50mmF1.8のレンズの描画力と比べるとどうしてももう少し、、、と思っていました。
そこで購入したのが以下のレンズ。実はずっと欲しかったんですけど高いから躊躇していました!が、思い切って購入しました!!!
いやー、今まで買ってきたレンズと比べると高いです。。。が、非常に良いです!!

50mmって撮影シーンにおいては万能とは言えず、どうしても一部を切り取ったような構図が得意になってしまいます。。
その点24mmだと集合写真から、小物撮りまでだいたいのものはカバー出来てしまいます。その上F1.8と明るく、安心のカールツァイスブランド。
カールツァイスレンズの描写力を存分に堪能できる開放F値1.8の大口径広角単焦点レンズ。最新の光学設計技術により、諸収差を良好に補正し、高い解像感が得られます。最大撮影倍率は0.25倍で、高い近接撮影能力を備えています。また、レンズ内モーターとインターナルフォーカシングによる、スムーズで静粛性の高いAFを実現し、動画撮影にも威力を発揮します。外装はアルミニウム合金を使用した高品位な外観です。
値段はそれなりにしますが、その価値があるレンズかなと。今は基本このレンズを付けっぱなしで人物とかの作品撮りの時だけ50mmF1.8を使うようにしています。
満を時してα6500に買い換え
というわけでレンズを色々と買いあさり、このタイミングでカメラ本体を買い換えることにしました。正直NEX5もまだまだ現役で使えるなーって思うところは多々あります。が、使い勝手やセンサーの機能向上、EVFなどを考えるとより様々なシーンでの撮影において買い換えておいた方がいいだろうなと思って買い換えました。
正直、環境のコンディションが良ければNEX5もα6500でも撮れる絵にそこまで差は出ないかなと思います。(例えば良く晴れた日の野外など)どちらかというと綺麗に撮れるかどうかはレンズの性能。
ただ、室内や、曇り、夜など環境が変わってくると本体の能力差が出てきます。
また、フォーカス速度の差や連写性能などは格段に違うので一瞬をとり逃がすことが無くなります。
風景や小物であれば大したことないのですが、人とか、動物とか動きがあるものに関してはカメラ本体の性能も必要になってくるんですよね。
僕は今後人を中心に撮影をしていきたいと考えているので、それだとやっぱりカメラ本体の性能が必要だなと。
今買うならα6000やα6300がかなり値段が下がってきてお得になっていますが、個人的に妥協したくないなと思って最新のα6500にしています。
もしα6300を買って、上手く撮れないシーンなどがあった時に、「α6500やったら撮れたのかな」とか思いたくない。現状α6500はAPS-C規格の中では最高機種に近い位置づけとなっているのでこれで撮れなかったらそこまでと割り切ることができるかなと。
NEX5とα6500の違い
次のような感じかなと!
- EVF
- ファンクションキーなど物理ボタンの数
- フラッシュ内臓
- サイレントシャッター
- 5軸手ブレ補正
- 高速AF(世界最速0.05秒)
- 11コマ/1秒 連写
- 4K動画撮影対応
- センサー機能の向上
いやー、良いですねー!全て欲しい機能でした!
EVF(Electric view finder)
電子ビューファインダーのことです。NEX5を買った当初はカメラが良くわからず、液晶で確認できるならそれでいいやん、ファインダーとか見た目それっぽくなるだけっしょ。と思っていたのですが、写真撮ってるとめちゃめちゃファインダーの重要性に気付きます。
例えば、明るい野外での撮影。液晶が暗くて何が写っているかわからない。。。といったことが時折発生していました。また、液晶見て撮っていても、実際に撮れた写真を見ると何か違っていたり。。。結局は液晶で写る絵を確認出来ていなかったということなのですが、それだけ液晶って特定の環境下においては見辛い。
それに比べてEVFの場合、周りの環境に影響されません。写す対象だけに意識して狙った絵を撮ることが出来ます。ファインダー覗くと気分も上がりますしね!笑
また、EVF付いていても今まで通りの液晶による撮影も行えるため、付いていると単純に+効果になります!!
また、EVF自体はα6000から付いていますが、α6000は約144万画素だったのに比べて、α6500は約235万画素とファインダーの映像がかなり綺麗になっています。
ファンクションキーなどの物理ボタン
ファンクションキーもカメラ使いたての頃は基本オートで撮っていたので気にしていなかったのですが、カメラに慣れだすと、撮影環境に応じて色々と設定を変更したくなります。その中で付いているとありがたいのがファンクションキー。
NEX5にはファンクションキーが一つ付いているだけでしたが、α6500にはファンクションキーに加えて、カスタムキーが3つ付いています。またそれ以外のボタンも自由に設定が可能で最大10個のボタンに対して設定が可能です。
僕は、カスタムキーには、WB変更、サイレントシャッター切替、AF⇄MF切替を割り当てています。α6500には痒いところにまで手が届く合計64個の機能の割り当てが可能となっているので、自分好みに設定をカスタマイズすることが出来ます。
フラッシュ(ストロボ)内臓
内臓フラッシュはカメラを買った当初は全く使っていなかったのですが、室内での撮影などで使用するとめちゃめちゃ雰囲気の良い写真を撮ることができることを知ってから結構使ってたりします。
ストロボでの撮影を覚えると室内でも明るくふんわりとした写真が撮れるようになるのでぜひ使ってみてください。

サイレントシャッター
その名の通り、無音シャッターです!シャッター音を鳴らしたくない時に地味に便利。
- 美術館での撮影
- カフェなどでの撮影
- ペットの撮影
などシャッター音を出したくないシーンや出してはいけないシーンに活用できます。
結構な頻度で使用していますが、本当に無音で撮影できます。素晴らしいですこれは!
5軸手ブレ補正
これは特に検証をしていないのでなんとも言えませんが、室内とかでパッと見上手く撮れているけど、拡大するとブレてるみたいなミスが減るのかなーと勝手に期待してます!!
OMDの手ブレ補正などと比べると微妙という意見が多いですが、ボディサイズを保ったままで手ブレ補正を実現してくれただけでユーザー側としてはありがたいです。
高速AF(世界最速0.05秒)
これは確かに早い気がします。NEX5はよくフォーカス迷子になっていたので。。。
フォーカスモードがいくつか追加されているのですが、「AF自動制御」にするとかなり精度の良いAFが体感できます。
ただやはりα6500でも環境は選びますね。室内など少し暗めなところではフォーカスを迷う印象があります。以前よりかは狙った瞬間を撮りやすくはなっています!
11コマ/1秒 連写
これ!割と嬉しい機能です!!!NEX5の連写とか秒間3コマぐらいしか撮れなくて、、、めちゃめちゃ遅かった!!!もはや連写と呼べないぐらい。しかも3コマ撮ったら画像処理のために一時操作不能になるし。。α6500の場合最大307枚(約36秒)撮り続けることが可能です!やばいね!そんなに連写しないけど。。。
4K動画撮影対応
4K流行ってますよね。今はまだテレビぐらいしか対応していませんが、今後スマホも次々と4Kに対応していき、今後の動画は4Kが主流になって行くと考えられます。
なので既に4K対応してくれてるのは非常にありがたいです。既に一部のスマホも4K対応していて、4Kの動画を友達のスマホで観たのですが、信じられないぐらい綺麗ですね。鮮やかさが今までの動画と本当に違います。
一度4Kで慣れたらフルハイビジョン以下には戻れなさそうですね。。
テレビも続々と4Kが出ているので今後は4Kでの撮影もぼちぼちしていこうかなと思います。
(と言ってもうちはテレビ無くてプロジェクターメインなのでしばらくは影響なさそうですが。)

センサー機能の向上
これ!NEX5と比べるとかなり上がっている気がします。NEX5とα6500で同じレンズつけて同じ構図で見たのですが、α6500のがくっきりなんですよね!(あれ、ここセンサー関係してんのかなとか思いつつ、、)
ここに関しては今後撮っていくうちにだんだん実感出来そうだなと感じています!期待!
NEXもいいけどやっぱりαがいいね!
今回買換え時に心配していたのは値段に見合ったほどの機能アップになるか、という点でした。正直NEX5でも十分綺麗に撮れるんですよね!ただ、撮影環境に左右されやすいという欠点がありました。僕は最近、趣味の延長上で結婚式用の動画編集やその素材の撮影などを行う機会が増えてきました。そのため、ある程度どのような状況下でもクオリティを出す必要がありました。
そのため、さすがにNEXのまま貫き通すのは依頼人にも申し訳ないと思って購入を決意しました。結果としては購入してよかったかなと思います。
現時点でAPS-C最高ランクの機種を手に入れたので、次買うのはフルサイズという決意も同時に固められたので!
今から初めてミラーレス買うならαシリーズ!初心者ならα6000はコスパ最高!
今回は買い換えの記事でしたが、今現在初めてのミラーレスで悩んでいるかたは予算が許すならα6500や6300がおすすめですが、そうでないならα6000がおすすめです。
ボディ単体で買って、レンズは上であげたおすすめ単焦点か、今ならSIGMAの30mmF1.4とかも良さげです!
なかなか評判高いし、F1.4てE-mountレンズであまり無いので、お値段も3万円ほどだったかと。
解像度も評判いいですし、ボケ感もかなり綺麗に出ます。αシリーズにもかなり合いますよ!!!
上記のα6000が約5万でレンズが約3万なので合計8万ちょいですね。(実際は9万ぐらいいくかも)単焦点ではなく、ズームレンズが欲しいという場合は高いですが、以下一択ですかね。
めちゃめちゃ評判よいです。パンフレットとかのカメラに付いてるレンズもだいたいこれです。それだけ万能選手ってこと。
F値は通しで4(広角でも望遠でもF値は4)なのでそれなりに明るく撮れます。
広角側でボカすのは難しいですが、望遠側であれば綺麗にボカすことも可能です。
まとめ
ここまで読んでいただければ分かっていると思いますが、今回の買い替えは大満足でした。本体を買えたからか友人達からは、写真が上手くなったと言われる機会が増えてきました。やはりある程度の技術が身についてくると、入門モデルから1段階ステップアップして細かいところに手がとどく機種を買うべきなのかなと思います。
最近はハイエンドモデルが増えてきているので是非買い替えを検討してみてください。僕の一押しはもちろんα6500です!!!(オリンパスとルミックスも良いと聞くけど。。)
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あと、カメラ本格的にやってくなら保管や手入れもしっかりやっときたいですよね。僕は最近防湿庫を買いました!ハードル高いと思っていましたが、1万円前後で立派な防湿庫が買えて満足してます。

この記事を書いた後にズームレンズと魚眼レンズも買い足しています。結婚式の撮影などはやはり単焦点だけでは乗り切れないのでズームレンズが必要になります。

魚眼レンズは遊び心のある写真が撮れて良いです。普通の構図に飽きたら挑戦してみると良いかも!

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