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一眼で撮影した写真をそのままPCに保存したり、一眼で録画している映像をリアルタイムでPCで見たい場合の撮影方法を記載します。
- 作品撮りで撮影した画像をPCの画面で確認したい
- Youtubeで自分を撮影しながら撮影している映像をPCで確認したい
α7ⅢとPC/Macを接続する方法
次の手順で簡単に接続が可能です。
- USB-Cケーブルを準備する
- Imaging Edge DesktopをDLする
- カメラを起動して接続する
※実際の手順はMacで確認したものになりますが、Windowsでも基本的な接続方法は同じになります。
1. USB-Cケーブルを準備する
SONY α7ⅢをMacと接続するにはUSB-Cのケーブルが必要です。
Mac側の接続口に合わせてケーブルを買いましょう。
僕の場合は13inchのMacbook Proを使っているためUSB-C to USB-Cのケーブルで接続しています。
カメラとMac以外で必要になるのはこのケーブルだけになります。
2. Imaging Edge DesktopをDLする
続いてSONYから提供されているMac用のソフトウェアをインストールしていきます。
SONYから提供されている公式のソフトウェアです。
MacとWindowsそれぞれ自身が使っているPCに合わせてDLしてください。

DLしたソフトウェアを解凍してPC/Macにインストールします。
インストールが完了してソフトウェアを起動すると以下のような画面が表示されます。
ここからさらにRemote/Viewer/EditのソフトウェアをDLします。

Imaging Edge Desktop上のダウンロードボタンからソフトウェアをダウンロードしてインストールまで行います。
するとImaging Edge Desktopの表示が以下のようになるのでRemoteを起動します。

以下の画面が起動すればPC/Macのソフトウェアの準備は完了です。

PC/Macにカメラを接続するとここの一覧にカメラの情報が表示され接続が可能となります。
3. カメラを起動して接続する
接続に必要なコード、アプリケーションの準備が完了したのでいよいよカメラを接続します。

カメラのUSB-Cを接続した際に上記の表示にならなかった場合はMenuからUSB接続の設定をPCリモートに変更してみてください。

カメラとPC/Macの接続が完了すると、先ほどのRemoteのアプリケーション上にカメラの情報が表示されます。

接続するカメラをダブルクリックすると接続が完了し、カメラの映像をPC/Mac上で確認が可能になります。

左側にカメラの映像が表示され、右側にはカメラの設定が表示されています。
一部の設定はここから調整が可能です。
またPC上からAFを設定したりシャッターを切ったり動画の撮影をスタートさせることも可能です。
撮影した画像はRemoteと同時にDLしたViewer上に自動的に追加されていきます。

また、RAW画像の現像や編集は同じくRemoteとViewerと同時にDLされたEdit上で行うことが可能です。

調整が可能な項目は右側に表示されている項目で明るさやホワイトバランスなど基本的な調整は全て可能です。
個人的にはLightroomでの現像に慣れてしまっているのでEdit自体は使わなさそうだと思いましたが、さくっと明るさ調整するぐらいであればEditも使えそうです。
編集のBefore/Afterを並べて比較することも可能です。

α7ⅢとPC/Mac接続時の設定等
Imaging Edge Desktopを使う上で知っておくべきことを記載しておきます。
Remoteを用いて撮影したデータの保存先
- 写真はPCにのみ保存するかPCとカメラ上のSD両方に保存するかの選択可能
- 動画はカメラのSD上にのみ保存可能
専用のケーブルや機材などを別途購入する必要があるかと思いきや既に持っているケーブルと公式のアプリケーションだけで気軽に接続することが可能でした。
Youtubeでの撮影や複数人での撮影時などに活用していけそうです。