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TaoTronicsからBluetoothオーディオレシーバーを提供いただいたのでレビューします。
この製品はAmazonのオーディオレシーバーのカテゴリでNo1の人気を誇る(2018年11月時点)製品になります。
コスパの良い製品としてかなりの人気となっているようです。
主な用途は古い有線接続しか対応していないカーオーディオやヘッドフォン、イヤホンなどのワイヤレス化(Bluetooth化)となっています。
実際に使用してみての使い心地や音質などをレビューしていきます。
TaoTronics Bluetoothオーディオレシーバーとは
そのため、Bluetoothオーディオレシーバーを使えば今までiPhoneから有線で接続していたイヤホンを無線で接続できるようになります。
そうなると、コードが荷物に引っかかったりコードが邪魔になることが無くなります。
また、別のシーンでは古いカーナビでBluetoothに対応していないモデルでもBluetoothオーディオレシーバーを利用すればiPhoneなどのスマホからコードで接続することなく音楽を再生させることが可能となります。
カーナビ買い換えるのは大変ですが、Bluetoothオーディオレシーバーならたったの2,000円程度ですからね。
これで古い機器がワイヤレス接続に対応できるのはかなり便利です。
TaoTronicsとは
TaoTronicsは以前にBluetoothトランスミッター&レシーバーを紹介した際にも記載しましたが、製品の品質に定評がある大手のガジェットメーカーです。
TaoTronics Bluetoothトランスミッター&レシーバーで手軽にワイヤレス再生を楽しもう【TT-BA09レビュー】
TaoTronics Bluetoothオーディオレシーバーのスペック
Bluetooth 4.1の通信規格に対応していますが、対応コーデックがSBCのみとなっています。
SBC自体が音質が悪いという訳ではありませんが、最近のBluetoothイヤホンやレシーバーなどはより高音質なAptXやAACに対応している製品が多いため、少し気になります。
またローレイテンシーにも対応していないため、音声の遅延なども気になりますね。
と言っても動画などの映像と音声が同時に再生される場合に音声の遅延が発生すると気になるぐらいのものなので、音声のみを再生する場合は基本問題ないとは思っています。
動画を再生するにしても注意深くみないと気づかない程度の遅延かとも思っていますが、このあたりは後ほど実際に使ってみてのレビューでチェックして記載しておきます。
サイズはiPod nanoを思い出させるサイズですね。
重さもたったの18gとめちゃくちゃ軽い。
本体にクリップなどは付いておらず、附属品で両面テープが入っていたのでテープで固定するとかなのかな。
製品の仕様的にイヤホンに接続して持ち歩いて使用するというよりかは、家のオーディオシステムやカーオーディオに接続して使用するというシーンの方が向いていそうです。
再生やスキップなどは本体に付いているボタンで一通り操作が可能となっています。
本体にマイクも付いているため、ハンズフリー通話も可能です。
また、ノイズキャンセリング機能が付いていたり2つの端末とペアリングして同時再生が行えるなどレシーバーとしては必要十分な機能が備わっています。
メーカー | TaoTronics |
サイズ | 4 x 4 x 1 cm |
重量 | 18.1g |
対応コーデック | SBC |
ノイズキャンセリング | CVC6.0(通話) |
最大連続再生時間 | 15時間(充電1.5時間) |
2台同時接続 | 可能 |
入力端子 | AUX(3.5mm) |
TaoTronics Bluetoothオーディオレシーバーの付属品等
まず、外箱はTaoTronicsらしいシンプルなデザインになっています。
パッケージの中身を取り出すと、まず説明書と本体が出てきます。
本体の下には附属品のケーブルが収納されています。
全て取り出すとこんな感じ。
- 本体
- 3.5mmオーディオケーブル
- 3.5mmプラグ
- Micro USB充電ケーブル
- 両面テープ
- 説明書
- 延長保証カード
指先で摘めるサイズです。
本体の表面には再生/一時停止/応答や曲のスキップ、音量調整用のボタンなどが配置されており、音楽再生中の曲の操作は一通りここのボタンで行えます。
着信の応答や着信拒否、リダイヤルなども操作可能です。

本体側面には充電用のMicro USB差込口とスピーカーやイヤホンと接続する用の3.5mmプラグの差込口があります。


説明書は各種言語で書かれており、もちろん日本語での説明も記載されています。

両面テープはどこかに固定するようですかね。

スピーカーやカーオーディオなどケーブルほどの長さが不要な場合ように3.5mmプラグも附属しています。

附属品としては必要最低限が揃っている印象です。
本体にクリップとか付いていたらイヤホン接続して服に固定しておくとかもできますがそういう用途があまり考えられていないのか本体にそういった留具などはありません。
TaoTronics Bluetoothオーディオレシーバーの使い方
充電方法
充電は附属のmicroUSBケーブルを用いて行います。
充電中はLEDランプが緑に点灯し、充電が完了するとLEDランプが消灯します。
充電時間は約1.5時間で充電しながらもBluetoothレシーバーとして利用が可能となっています。
フルに充電した状態で最大15時間の連続再生が可能です。
ペアリング方法
続いて、実際にスピーカーなどと接続して音源とペアリングをする方法についてですが、以下の手順でペアリングが可能です。
- Bluetooth機能がないスピーカーやイヤホンに接続します。
- 本体の電源を長押しして電源をONにし、ペアリングモードにします。
- スマートフォンなどオーディオ側のBluetoothを有効にし、Bluetoothデバイスを探します。
- 「TaoTronicsTT-BR06」をタップして接続します。
→附属していた3.5mmのケーブルを用いて接続します。
イヤホンやヘッドフォンに接続する場合
→イヤホンやヘッドフォンの端子を本体に直接接続します。

初めて電源を入れた際には自動でペアリングモードになります。
ペアリングモード中はLEDランプが赤と青で点滅します。

「接続済み」と表示されれば接続は完了です。

音楽の操作方法
音楽再生中は本体の各ボタンで音楽の操作が可能です。
一通り試したところ、以下の操作が可能です。
→再生/一時停止/応答(着信中の場合)/電話を切る(通話中の場合)
・電源ボタンを2度押す
→リダイヤル/電話を拒否する(着信中の場合)
・+-ボタン
→ボリュームの+と-
・前のトラックボタン
→再生中の曲の頭に戻る
・次のトラックボタン
→次の曲に進む
TaoTronics Bluetoothオーディオレシーバーで音飛び・遅延は発生するか
ローレイテンシーにも対応していないので正直、遅延などが発生するかと思っていましたが実際に使用してみたところ音飛びや遅延は発生しませんでした。
Amazonプライムビデオで実写の映画とアニメ映画の鑑賞を行いましたが、全く違和感なくみれます。
音質に関しては使用するイヤホンやスピーカーにもよりますが、個人的には十分な音質だと感じました。
まとめ
TaoTronicsのBluetoothオーディオレシーバーのレビューでした。
必要最低限の機能をコンパクトにまとめたと言う印象が強い製品です。
なににでも使える万能ガジェットと言うよりは用途を絞って極所的に活躍する製品ですね。
価格も安いのでBluetoothでのワイヤレス再生に対応していないスピーカーやカーオーディオなどを持っている方にはぜひオススメしたい商品です。